おかもっさんのストーキングするの巻

おおげさなタイトルで、こんにちは。

7月25日(月)休日。

 

 結局暑さに参っちまう。

起きるまで寝て、開いたインスタ。

我らがおかもっさんが青島の写真を投稿なさっているのを発見し、目が覚める。

「ふぇ〜、こんな炎天下でみんなよくお出掛けする〜」って、おかもっさん、初宮崎市内上陸なのでは?(ガタッ

 

※おかもっさん=岡本仁さん。

「ぼくの鹿児島案内。」「続 ぼくの鹿児島案内。」編著者。元マガジンハウスrelax編集長。ランドスケーププロダクツ所属。暮らしの手帖や&PREMIUMなどで連載の他、鹿児島では現Judd.編集長としての顔も持つ。

 

さかのぼると、朝には、宮崎出身の放送作家寺坂直毅どんが大根仁監督にイチオシなさったことでおなじみ「おくのうどん」へもいらしている。(大根さん→川辺ひろっさん→ランドスケーププロダクツチーム界隈へも繋がったのではないかと勝手に推測)

光の速さで、トマスどんの同行も指差し確認。

 

ちなみに、「ぼくの鹿児島案内」、私は最初は宮崎市内の雑貨屋パリテキサスか、リバティ(現me)で見つけたと記憶。その後、鹿児島マルヤガーデンズのD&Dで度々購入。

既存のガイドブック類とはまったく違う視点で切り取られた「鹿児島」を提示され、ひったまげ、これは...鹿児島に来たことがない人にはもちろん、私みたいに鹿児島で生まれ育った人間にも新発見がたくさん。なにこれ、鹿児島の人も「鹿児島」を再発見できて「鹿児島」を好きになるきっかけとしての文化装置!鹿児島に所属または準拠する我々のバイブル...!他者をとおして自己を知る〜!周縁による中心の活性〜!これにならって、各々が「ぼくの◯◯案内。」目線で日々暮らせば、戦争なんかしてる暇ない〜(比喩です)!「戦争に反対する唯一の手段は、各自の生活を美しくし、それに執着することだ」by吉田健一onピチカート!と、とにかく魅了されたわけで。

 

そうかー、やばいなー、「ぼくの宮崎案内。」くるかこれ。「きょうの買い物〜宮崎へ〜」きちゃうかこれ、そのうち連れてきてよ平野さんも!(妄想暴走)

 

などと鼻血を垂らしつつ(比喩です)、向かった先は、海か、山か、まずは、耳鼻科。

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私が行く耳鼻科は、数時間前に彼らが訪れていらした江平の美味い饅頭屋さんの隣なんですね〜。(と、意味不明なニアミスアピール)

幼少期よろしく、病院をがんばったご褒美に、ついつい買い食いしちゃう酒饅頭。

リニューアルした老舗の店内で、饅頭を頬張りながら、見つけてしまったこちらも自分と友人へのお土産用に購入

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三徳饅頭さんのご主人、明るくハキハキお元気で、眼力鋭い紳士。奥様もいつもきれいになさってる。徳を積んで福耳ばあさんになることを人生の最大目標に掲げる身としては、ここの屋号にもシンパシー。”気”がいいもんね、お店の佇まいからして、いい”気”。

 

耳鼻科の次は、歯医者だよ。定期検診とはいえ、休日に病院ハシゴって、いよいよ中年ってかんじ\(^o^)/受け止めよう現実2016

 

で、歯医者終わり、「夜は、なんだ?みょうがやか?Booza貸切か?饅頭倶楽部御一行様的には、なかやさんへは行かないの?」などと妄想暴走で再び開いたインスタグラム。

 

「おやつに」と、うどん食べてるー!また、うどんー!しかも、「くろ」さんでー!

 

(そういえば、宮崎はふにゃふにゃうどん天国なのだった。にし平さんのはコシある麺だけど)

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近所とはいえ、思わず後追いし、貸切状態になったタイミングで「おかもっさん達、いらしてましたね!」と、鼻息ぶんぶん、くろさんご夫婦に話し掛けてしまうくらいにはミーハーで図々しいオバタリアン前髪。

 

やさしい店主様たちとの会話に癒されつつ、注文の品を待つ間、宮崎日日新聞山田詠美の新刊発売に伴うインタビュー記事を読んだり、読んでみたいと思いつつ鹿児島止まりだった「ぼくの香川案内」を見つけて興奮したり(じっくり読むべく再訪しよう)

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はい、こちら、葱あぶらうどん。

 

最初に食べたときの衝撃は鮮明に覚えていて、スープに鴨南蛮そばの出汁みたいなコクを感じ、でも全然しつこくない!「はぁあぁあぁあぁ!?!?」となったあれは、決してうどん党ではない私のうどん概念くつがえった瞬間。自家製鶏ハムもさー、なんじゃこりゃデリシャスだからまじで。

 

この出汁、前も書いたけど、TO GOのDASHI SOUP STAND併設してほしい。二日酔いの朝とか昼とか、呑んだ後とか、五臓六腑に沁み渡らせたくない?とかとか。

 

くろさんの店内は、下手な雑貨屋などより断然ハイセンスでお洒落なわけですよ。カフェブーム時代にありがちだった「雰囲気重視でおなしゃす、飲食物の味には目をつむるようおなしゃす、席代ですから」みたいなオチも覚悟せざるを得ないくらい。かつ、思いが伝わる良い雰囲気。こちらが介入する隙間残してくれてるっていうか。そんななか、あんなうどん出されたらね〜、埼京線(最強という意味です)

 

うどんに対し、「おいしい」に加え「オシャレ」って記号くっつけちゃったの、ただひたすら画期的で賞。

 

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素敵だなあ、象徴的だなあと、気になっていたこちらの暖簾は、イロハさんの作品なのだと、ご主人が教えてくださいました。

 

 たとえば、くろさんでイロハさんの暖簾、Boozaさんでユキさんの器。素敵なごはん屋さんで、これまた素敵な作家さんの作品が使われていること。個人商店もまた芸術家であり、ちいさくともたしかな光を放つ、宮崎のアーティスト達のコラボレーションを日々私たちはみている。命名されていないだけで、宮崎でも鹿児島におけるash的なムーブメントは確実に起きていて、それはとても自然な出来事。自分活性に努めるすんばらしいアーティスト達が繋がっていくということ〜。私が惹かれる方たちは、みなさん淡々と職務まっとうしてるようにお見受けするその感じがまた良いんだ〜。変なセルフブランディング on SNS なんてしてる暇ないくらい、きっと職務に没頭(毒)。

 

わたしは、まずはいちオーディエンスとして、これからも注視していきたい所存。ウォッチウォッチ。ていうか、奪われるよね、興味関心をば。わくわく。

 

で、私は、どうすれバインダーって、なっちゃいますよね\(^o^)/

 

そんなこんなで、脳みそ忙しく、おかもっさんとトマスどん追っ掛け企画ひとり遊びは大盛況のうちに幕を閉じたのでしたパチパチパチパチ

 

 

 

「雨ニモマケズ」

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どうも。どうでもいいようなことでつい立ち止まってしまう、足るを知りたい女こと、前髪ぱっこりんです。

 

宮沢賢治の「雨ニモマケズ」という詩。

 

あまりにも有名ですが、宮沢りえが朗読しているのを聴いて、なぜか、改めて自分のなかにスーッと入ってきました。

 

中庸への志向の高まりでしょうか。

 

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なんか、いろんな人がいて、みんなそれぞれいろんなことを言っていて、それがいいとか悪いとか、私にはそんなに簡単には決められないなあと思ったり。好きか嫌いかは決めらても。

 

はたまた、この人はこうだから、とか、あの人はああだから、みたいな決め付けも良くないよなあ、とか。やりがちだし、むずかしいけど。

 

なるべくニュートラルにいたいな、とか。

 

バランスって大事だよな、とか。

 

とかとか。

 

なにがいいたいのかわからなくなりました。

 

誰のせい、それはあれだ、

 

say!

 

夏のせい/ \(^o^)/

 

わたしも、もうちょっとパキッとした文章書けるといいんだけどネ

 

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 写真は本文とはまったく関係ない。

青島ビーチパークいいかげん行きたいけど、灼けたくないから、部屋でビーチボールぽんぽんして遊んでたときの写真。

 

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青島ビーチパークのタブロイド(フリーペーパー)、シェラトンシェラトンきたページや写真だけの頁に若干びびりつつ(強力なすぽんさー?なのかな?)、ありがたく読みますた。

 

写真のエネルギーすばらしく。

デザインのエネルギーすばらしく。

あとは、

言葉のエネルギー、全体のコンセプトやバランス、次号期待!

 

しかしながら、宮崎の夏の風物詩ならぬ風物紙になった、この存在自体には心から拍手喝采\(^o^)/ブラボー

ふぁ〜

すっかり、喫茶ふぁんふぁんの味噌カツで縁起を担ぐ派になっております。

 

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観音池ポークのすばらしさもさることながら、

たれが、この、味噌だれが、まじでくせになる旨さなんだあああああ

 

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味噌煮込みうどん

 

知っとるけ?

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名古屋の元祖ふぁんふぁんのイメージカラーは、パステル系だったんだよ〜けっこう衝撃ぃ〜!

 

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れいこママ。

麗しい子と書いて、麗子さんです。

 

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私が持ってきた傘を忘れないように、メモっててくれた笑

 


喫茶ふぁんふぁん
TEL 0985221440
宮崎市橘通東3丁目4-26(猫の足あと通り)
8:00〜23:00(LO22:30)
月曜定休

 

ファンシー?ファンキー!宮崎のリトル名古屋・喫茶ふぁんふぁん

いやいやいやいや、東橘、おもしろすぎる!でおなじみ、前髪です。どうもどうも。

 

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宮崎の山形屋裏、四季通りに、先月?先々月あたり?突如現れた「近日オープン」の貼り紙を見て以来、とても気になっていた「喫茶ふぁんふぁん」さんが、2016年5月26日(木)ついにオープン!!
 
おめでとうございます!
 
近日オープン予告の貼り紙には「長年名古屋で喫茶店を営んできたご夫婦のお店」というようなアナウンスがなされていたかと記憶しております。私、名古屋へは行ったことがなく、メディアをとおしての情報やイメージしか持ってないんですが、やはり、モーニングだ小倉トーストだゆで卵だ、独特の喫茶店文化が根付く地という印象。だって名古屋の人は、朝食は自宅ではなく喫茶店でモーニングするんでしょ?!それだけ近所に喫茶店がたくさんあるってことでしょ?!当たり前の度合いが違うよきっと。やー、未知の世界。
 
ふぁんふぁんさんも、しょっぱなから営業時間8時〜23時って、ちょっと宮崎では未知の世界。定休日は月曜日。
 
常に異文化へのあこがれを抱く身として、早速行ってみました。突撃どきゅん!
 
名古屋仕込の喫茶店とか、なんだか敷居が高そうな気がして若干緊張して行ったんだけども、結論から云うと、明るいママさんのキャラが強烈に印象的すぎて、すべて持っていかれ、固定概念ぶっ壊された!!
 
コーヒーの味も覚えていません。
 
で、でた〜〜〜〜!
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なにがファンキーって、写真だけでもう言葉はいらないくらい、超ファンキーナイスキャラの麗子ママ(年齢非公開)
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朝3時起きだって。
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個性ばくはつファッションリーダー(かわいすぎる)
 
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見てよ足元。厚底スニーカー
 
私「めっちゃオシャレっすね!かっこいい!」
麗「あ、これね?かわいいでしょ?家には他にもいっぱいあるよ、遊びにおいでよ、月曜日に」笑
 
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「写真?いいよいいよ、撮って撮って、なんでも撮って、ぜんぶ撮って!え?私?だめだめ」の図
 
その直後、
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にん♡
 
じ、自由〜
 
私も自分のことたいがい自由だと思ってるけど、彼女には到底かなわない〜!と、素晴らしい人生の先輩との出会いに、嬉しくなっちゃいます。
 
 
内装も、だいぶ、とんがってる!
 
まず目に入る、この絵のパワー!
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バリのアーティストの作品だそう
(なぞの使命感に駆られ、許可をいただいて写真とらせてもらいました)
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ほうほう
 
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二階もあるの。「宴会してして」byれいこちゃん
 
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異国の地のゲストハウスさながら
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独特のセンスばくはつの内装、まだおとなしく抑えてる方だって。(どんだけー)
 
神田神保町の喫茶さぼうるの怪しげなかんじを、ポップに明るくファンキーにしたかんじ?
いや、もう、わけわかめ。◯◯のようなって比喩も通用しない。
 
それだけ、唯一無二って、強いのだ。
そこにしかない何かがあるって、強いのだ。
 
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こちらの男前は、店長さん。
年の差カップルかと思いきや、麗子ママの次男さん。ママをやさしく見守る。  
 
お二人がお召しの赤色は、喫茶ふぁんふぁんロゴとイラスト入りのオリジナルトレーナー
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該店は麗子ママと次男さんのお二人で、名古屋店はマスターと長男さんがなさるんだって(素敵な写真が飾られてありました)
 
宮崎店は、夫婦漫才ならぬ、親子漫才のお店だった!お二人の小気味好いかけあい、いとおかしく、一生懸命な切り込み隊長の麗子ちゃんの落とし物を、後ろから息子さんが優しくツッコミながら拾っていくイメージ(わかりづらい〜!)
 
私「麗子ママ、失礼ながら、おいくつでらっしゃるんですか?」
麗「13才!」←かぶせ気味の即答
私「若過ぎー♡何回目の13才?」
麗「2回目かな?♡」
店長「それでも26やん」
 
オープン3日間はモーニングとドリンク中心のメニューで、その後は本格的にフードもはじまるみたい。定番の喫茶店メニューの他に、味噌カツ味噌煮込みうどんなど名古屋名物の品々も提供してくれるようです。どえりゃーたのしみ
 
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「ちょっと待ってよ、」
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「書いておかないと忘れるからね、」
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そう言って、私の本名を親子してメモってくれてるところ笑。「前髪ちゃんね、よろしくね、家にも遊びにおいでよ、月曜日に」って。笑
 
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朝8時からやってるからねー、モーニング食べに来てねー
 
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オープン3日間のプレゼント。
食パンとゆで卵!
(この写真だけ、友人数名に個別に送ったんだけど、これだけでみんなノックアウト&ふぁんふぁんのファン宣言)
 
ちょっと、麗子ママのキャラにさらわれすぎて、コーヒーはKEY COFFEE以外のも使ってるのかとか、フードメニューのこだわりはとか、バリのアーティストって?とか、今思えばききたいこといっぱいあったのに、読者のみなさんに有益な情報をご提供できず、申し訳。電話番号も、住所も、きくの忘れてる。(再訪時に伺い、文末に追記してます)
 
ていうか、コーヒーだけ飲んでサクッと去るつもりが、繰り返しになりますが、れいこちゃんのキャラにさらわれて、シャッターを切らせていただいた次第。
 
東橘は、大人がゆっくりくつろげるような落ち着いたお店が多くて、私も大好きなエリアなんだけど、言われてみれば、赤!青!黄色!原色上等ファンシー空間は、なかったかもね。いい意味で、型にはまったお洒落感や予定調和をぶっ壊す、ファンキーな新店、きたこれ。
 
名古屋と宮崎との異文化間コミュニケーション論にも花が咲きそうな、すてきな予感!あー笑った笑った。
 
こことは無関係で、宮崎にもコメダコーヒーが二店舗ほどできるらしいと風のたよりできいていましたが、シロノワールも好きだけど、個人的には名古屋フレイバに関していえば、ふぁんふぁんがあるからもう大丈夫!ってかんじ。
 
個性ばくはつな個人商店が放つ光が美しすぎて、受け取る側も、日々いそがしい!脳みそが。
 
ずっと外観の店名ロゴしか見ていなかったから「どんだけファンシー!」とおもってた喫茶ふぁんふぁんには、めちゃくちゃファンキーな名物ママがいた。ファンシーとファンキーの頭文字でふぁんふぁんなんじゃない?(個人の妄想)店名の由来も今度きいてみよう。
 
おまけ。
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オープン2日目のファッションリーダー
 
 
ファンシーの極みあれこれをご紹介します。
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1989年創業名古屋喫茶店ってこういうことシリーズその1。
こんなおしぼり、見たことないよ!
 
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1989年創業名古屋喫茶店ってこういうことシリーズその2。
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こんなグラスたち、見たことないよ!
ママこだわりの、スガハラさんのグラスたち
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喫茶ふぁんふぁん
TEL 0985221440
宮崎市橘通東3丁目4-26(猫の足あと通り)
8:00〜23:00(LO22:30)
月曜定休
 
※追記
2016年7月現在、閉店なさった模様
 
 
 

「宮崎てげてげ通信」(テゲツー)さまの核を知る、の巻

「宮崎てげてげ通信」(テゲツー)さんの特集を、地元夕方のニュース番組で観ました。

 
いわゆるローカルウェブメディアってやつ、宮崎にも何個かあるようで、テゲツーさんは、そのなかのひとつ。
 
拝見するたび、その勢いと熱量、それを持続させていること、すごいなあと思いながら、「どなたが?どんな思いで運営している?」と疑問を持つくらいには興味津々だったわけですが、放送をみて、答えの核を垣間見たような気がしたので、記しておきます。
 
以下、スクショ含む、一部書き起こし
 
〜地域の魅力発信!宮崎てげてげ通信〜市民目線のローカルメディア〜
 
「宮崎てげてげ通信は、人と人をつなげて宮崎を豊かにすることをコンセプトに、宮崎の魅力を発信するローカルウェブメディアだが、実はメディアの顔をしながら本当に作りたい街を自分たちでつくろうという仲間の活動。」
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「1か月に12万人が記事を閲覧。(閲覧者内訳、県外6割、県内4割)」
 
「リアルの場とウェブの場を融合させながら、本当に作りたい街を自分たちの手でつくりたいと、テゲツー寺子屋などの活動も行なっており、全国への発信を意識している」
 
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「(コンテンツ作成)の信条は、現場へ足を運ぶ」
↑一例として、都農町の農畜産物が楽天ふるさと納税サイトで人気ときき、都農町役場へ取材に訪れる長友まさみさんらの様子。
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(今後の展望として)
「(非営利組織から、)事業化を視野に入れている」
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以上、スクショ含む一部書き起こし終わり。
 
 
で、わたし、代表の長友まさみさんの活動を垣間見るにつけ、なんて元気な方なんだ...すごいバイタリティ...”陽”全開じゃん...と、お口あんぐりなっていたのですが、なにかのインタビューで、彼女の経歴(宮崎をあまり好きじゃなくて県外へ進学したこと、いろいろな仕事を経験してプロコーチになったこと、など)そしてテゲツー立ち上げに至った経緯を語っているなかで、ご自身の”陰”の部分に触れていらっしゃるのを読んで、妙に共感と納得をおぼえ、一気にファンになったのです。(出典をみつけられず、曖昧なかんじになり申し訳。たしか、架空のスナックかBarに訪れたゲストに話をきくという形式のインタビュー記事だったと記憶...)
 
だからってだけでもないですが、テゲツーさんはこれからも愛読していきますし、勝手にシンパシー感じて動きに注目していきたい所存。
 
以前、記事も一本寄せさせていただきました。ありがとね。
鉄砲の紹介を、当たり障りないタウン誌ノリで。
 
しかし、テゲツーさんうんぬんではなく、ローカルメディアにせよなににせよ、写真やデザインの「枠組み」はしっかりしてても、内容を内容たらしめる文章力や、そもそものコンテンツ、全体的なバランス統率力などは今も昔も全体的に難航な問題健在。
 
What to say と How to say 問題といいますか。
 
(テゲツーさんにはhot to say 問題突き抜けてくるWhat to say 力、メッセージ力を感じているよ!)
 
わたしももっと地に足つけた文を書ける大人になりたひ。
 
ちなみに、私がいちばん好きでよく読んでたローカルウェブメディアは高円寺コンセントです(過去形かよ)平野紗季子さんのと、マスター高円寺くださいってのがお気に入り。
 
では、また。
 
 
 
 
 
 
 
 

喫茶店シンドバッドで目の当たりにした、THE・継続は力なり

【継続は力なり】

シンドバッドはカレーだと思っているあなた、
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カレーもいいけど、それだけじゃ、
MOTTAINAI!! /

と拡声器で叫びたいくらい、今宵、わたしはモーレツに感動している。

むかし、まだUMKの土曜夕方枠がHOT WAVE a.k.a 唐草レディとかだったころ、m-floメンズ2人がゲスト出演時に「シンドバッド、まじまちがいない」みたいなことおっしゃっていて知った喫茶店。(takuさんのお祖父様お祖母様が宮崎なんですよね☜むかしアルバムのクレジットに記載あったと記憶している)

ここのドリア類や落ち着いた雰囲気や客層などに私がマッドリーラブなのは言うまでもなく、特筆事項として、給仕係女性の、丁寧だけどおもねるわけじゃない、配慮に満ちつつも笑顔を安売りしたりしない、絶妙な距離感を保つ一生懸命な接客がとても好きで、行く度いつも気分よく食事させてもらっているのだ。ウエイトレスというより、お給仕。全体的に、ここを宮崎のリトル銀座ウエストと呼びたいくらいにはエレガントで、地に足のついた哲学を実践する良店。

一般的に私は、経営者の哲学とか店のコンセプトの類は、個々の店員レベルで実践できてなんぼだと思っていて。
(余談だけど、上っ面だけの媚びた笑みであれこれごまかそうとするちゃらい接客業従事者各位はここで修行するといいとおもうのね)

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そんな稀有な純喫茶で、ふと、ショーケースのケーキ種類が増えていることに気づいた。もしかしてと直感し問うたところ、ビンゴ。

彼女が今ケーキを任されているらしい
(※ママさんのチーズケーキは健在)。

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やっぱり、つくる「人」が如実に表れる。実直で誠実な、いい味。そんなケーキと、華やかなお皿。この対比がまたお互いを引き立て合う良好な関係。

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シンドバッドロゴ入りのカップでコーヒーを飲みながら、ケーキ食べながら、
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なんかもううれしくなっちゃって食べかけのケーキの写真とか無駄に撮ってやんの。
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ご本人の言葉を借りれば「なんだかんだで」6年くらい勤めていらっしゃるという彼女。最初は学生さんかしら?純朴でまじめそうな若者♡教育が行き届いてる店だわ♡くらいにしか思ってなかったのだが、最近は彼女自身に対してめきめき綺麗になってくわねあなた!と勝手におばちゃん目線で思っていたらば、こんな素晴らしいケーキ作りにて輝きを放ちはじめていたなんて。

ケーキは持ち帰りもできるらしい。テイクアウト用のブラウニーやマフィンも並んでいた。

6年かあ、すごいなあ。

育った彼女も、育てたお店も、どちらもブラボー。

6年かあ。小学一年生が六年生になるね。
この6年、私はなにしてた?
アンダーサーティーから、オーバーサーティーになったくらいじゃない?

そんなことより、老舗の活性力、活性しつづけてるから老舗なのか、などと勝手に思いを巡らす月曜夜、宮崎は雨。現場からは以上です。どうぞ。

おまけ
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宮崎の純喫茶でよく見かけるホイップクリーム。あたたかい珈琲についてきます。最初ウルワシでこれに遭遇したときは、バニラアイスのサービスかと本気でおもいました。
東京からの客人は、こんなん宮崎だけの文化やで!と言っていたけれど、そうなの?どうなの?


みづゑどんと、エリーさんと、郁子テン

みんな大好き四季通りの小さなお花屋さんapaiser(アペゼ)さんクラムボンのライブ会場限定販売ミニアルバム「モメントe.p」の取り扱いをはじめた模様!

 

クラムボンのこの、一般流通じゃないルートで、いわば手渡し販売みたいなのは、原田郁子さんと大宮エリーさんが去年のクリスマス天王洲銀河劇場ライブ時にCDを手作りのお守りみたいな包みに入れて「販売」というより「お裾分け」くれてたような、”授業中こっそりまわってきた手紙みたいな、ちっちゃいもの”みたいなイメージかなと思っていたらば、インタビューとかよくよく読んで納得、すべておなじ流れにあるっぽかった。

 

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こちら、アペゼ店主のみづゑどん。

スナックエリーin鹿児島@Bar mojoで出会いました。

このチームみやざきと知り合ってから、宮崎をより好きになりましたね(しみじみ)。

お世話になってます。そのうち、鉄砲マスターなみにとりあげさせていただきたい所存。

最近ももう、初期のAI並みにコラボレイション祭りじゃない?

マクルーハンいうところの実にクールな取材対象です。


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先の母の日では、アペゼどんのアレンジメントを実母と叔母へ。

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好評でした。

 

いきなり話が飛びますけど、 

大宮エリーさんと原田郁子さんの共作曲「変わる」名曲すぎるので貼っておきますね。 

・・・・・・・・・・・・・・

変わるって決めたその瞬間から、変わりはじめていたんだ

あなたに会うたび気づかされる

ほんとうの光を見ていたい

きれいごとなんかじゃない世界で

・・・・・・・・・・・・・・

 


クラムボン原田郁子「変わる」大宮エリーとの競作を生演奏 酔ってるけどw

 

さらに、大宮エリーさんと原田郁子さんとの対談、おもしろすぎるので貼っておきますね


大宮エリー × 原田郁子 antenna* cafetalk 〜COMMUNE813〜 DIRECTORS CUT 001

 

エリーさんのJ-waveラジオ番組、THE HANGOUTの郁子ちゃんゲスト回、貼っておきますね(わたしたいがいヘビーリスナーですけど、ネ申回ってやつじゃないかと思いますこれ。苦くてしょっぱい思いを青春時代にかみしめた、不器用でやさしい人ならきっと共感できて励まされる、ふたりの友情論)


J-WAVE THE HANGOUT 大宮エリー 2015年2月18日

 

エリーさんと郁子テンの一連の放課後プロジェクト総括みたいな、原田郁子さんのインタビュー、とてもすばらしかったので、これも貼っておきますね

40歳になっても惑う原田郁子 「大人も悩んで当然だと思う」

 

このふたりの放課後プロジェクト、きっと核のメッセージは一緒なんだけど、本人たちがラジオで言葉で話すのと、インタビューを文字で読むのと、いろんな角度からの見聞を自分のなかでくらべてみると、いろんなニュアンスが垣間見れて楽しかったです。

 

あと、クラムボン特集のユリイカのエリーさんの文章。