鹿児島迷走日記(2.昼ごはん)

観光客らしきかたまり(ウェイウェイなヤングたち)が押し寄せると同時に退散。街のお店が開き始める10時が近づいてきたので、街へ戻り、車を停めて動くことに。

 

曇天ながら雨は上がって、傘持たなくても大丈夫そう。

 

マッサージ(マッサージジャンキーです)行こうかとも思ったが、貴重な滞在の時間。そうだ先にMOKUのケーキ買っとこ!と行ったら11時オープンでまだ開いてなかった。夜予約を入れてる蕎麦屋も近くにある。照国神社界隈も、わたしが知らないだけできっとまだまだつぶぞろいな気がする〜とおもいながら散歩。

 

照国からいづろ方面へ。もう食べられなくなってしまったアサイーボウルを思い出しながら大好きなマルヤガーデンズ見学。目の保養。

 

そろそろ電話繋がるかな?とランチの予約をしようとかけたお店は本日臨時休業とのアナウンス。まじか。

 

気になっていた別のお店を検索。マルヤから歩いて5分くらい。よし、と向かい、開店時間オンタイム到着するも開いてない。貼り紙もない。SNSとか探せば何か情報があるのかもだけど、今日は縁がなかったとあきらめて、鹿児島駅まで歩く。

 

夕方に行こうと思っていた立ち飲み屋で昼ごはんだ!ずんずん歩く。日が照ってきた。灼けるなこれ。早歩き!

 

開店の12時ちょっと前に着いたので、鹿児島駅のロータリーなどを見学。「ごえん」あった!インスタで見かけ、行きたいとこマイリスト掲載店。そうかーここかーと。地図が苦手でたぶん方向音痴の気があるので、こういう断片的な情報が自分のなかで繋がるとうれしい。散歩していると起こる現象。

 

うわさの足立屋。
そのグルーヴをたしかめに。

 

開店と同時に入ったのは常連らしきおじさんと、私。すぐサラリーマンらしきおじさん三人が来て、若者二人きて、みんな昼間から飲んでる〜!なんて贅沢なことだと感動。

 

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一杯くらいなら、、、と悪魔のささやきを振り切り、ノンアルコールでトマト、モツ煮、しらすおろし。たのしい〜!電気ブランがあるんだよ。最高じゃん。ベロベロじゃん。

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再訪を誓ってとっとと去る。

 

鹿児島駅→山形屋まで歩いて戻り(旅先だと歩ける不思議)、文房具のイベントを見学。

 

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途中でみつけた良い感じのお店。

灰を掃くほうきだって。こんど寄ってみよう。

 

 

午後の予定もエキサイティングサンキューなかんじで終了。いざ、夜の部へ。

 

鹿児島迷走日記(1.朝ごはん)

6月11日(日)

 

午後から鹿児島市内で用事。

宮崎はそうでもなかったが鹿児島は雨が強くなるみたいだったのと寝たら起きられなさそうだったので早めに出発。

都城近辺だいぶ豪雨でびびったが、7時過ぎに無事加治屋町到着。

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まさかの貸切。ヒカルヤのモーニングが待っているかと思うと、えいやーっと気合いで運転がんばれます。

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寒かったけど、野菜のポタージュであたたまりました。

 

こちらの店主さまは以前雪の日も「意地でも店開けた。こんな日でも来てくれたお客さんがいた。開けてよかった」みたいなことを普段は言葉数少なめなFacebookのファンページに書いていらして、わたしは勝手に絶大な信頼を寄せている。

 

紅茶を飲みながら午前中の過ごし方を考える。

10時からマッサージ入れるか、それまで美術館とか図書館とか、ちゃんと行ったことないから見学しようか、、、あ、向田さん!近代文学館の向田邦子展観たかったんだ。8時くらいには開くか?と思って検索したら9時半から。

 

そうだ仙巌園。いつも電車で鹿児島に来るとき左に桜島錦江湾、右に仙巌園のあのポイントあたりでキターッて高まる。でもこれまたちゃんと行ったことないから行ってみることにした。誰かを案内するときのために、ひとりロケハン。しかし磯庭園ていつから仙巌園になったんだ?

 

ヒカルヤを出るころには雨も小降りになっていて、わたしと入れ違いに旅行者らしき美女がタクシー横づけきめていた。かっけえ。

 

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ヒカルヤのある加治屋町というところは西郷さんが生まれたあたりらしく、維新ふるさと館というのもあり、近くの広場?でも郷中教育についてお勉強できます

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へえ〜。いまでいう地域の育成会みたいなかんじかな〜?って眺めてコインパーキングへ。

 

車で仙巌園へ向かったはいいが分かれ道を間違えて吉野方面へ(さすがー)。せっかくなのでしょうぶ学園へ行ってみましたが、まだ開いてなかった。

 

引き返し、やり直し、やっと仙巌園のスタバに到着。正確には、仙巌園入口駐車場に入って、係のおじさんにスタバ入口を教えてもらってやり直した。仙巌園は日曜8時半くらいから観光客で賑わってた。

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おおー

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二階。

 

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ソイジャガー(そいじゃが=それそれ、that's it の意。かごんま弁)

 

 二階の窓から見えるはずの桜島は曇天でぼんやり。桜島を横切って走るようにみえる電車の様子も、風情があるねえ。ただ、フレームインしてくるセブンイレブンの看板が気になる。桜島側付近のローソンは地味な色なのに、これはそのままの色です。

 

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じゃがじゃが、ソイじゃが〜(言いたいだけ)

 

 

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(左上)ソイジャガー

 

バリパさんのカゴマニアグッズのファンです。

 

ていうか、中学校指定靴でおなじにジャガーの靴は全国区だと思ってたよね、、、

 

 

 

 

 

優河「街灯りの夢」〜宮崎篇〜 with zerokichi(2)

つづき

 

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(↑「街灯りの夢」)

 

胎教に良さそうとか、

(妊婦さんもいらしてましたね💓)

 

天国ではこんな音楽が流れているんじゃないかとか、

 

最後のアンコールで芍薬の大きな花束を持ってマイクなしで一人一人のそばで歌ってくれたアカペラは、保育園のお昼寝の時間(贅沢なやつ)みたいだなとか、

 

とかとか、

 

ゆりかごから墓場までかよとか、

 

いろいろ揺さぶられました。

 

魅了ってこういうときに使う言葉なんだね!

 

ちょっと、、、上原ひろみ以来の衝撃。

可能な限り、観たいシンガーソングライターです。

 

たぶん、あんな歌詞を書かれるのだからすごく繊細なところもあるんだろうし、一方ですごく肝の座った骨太な印象も受けた。

 

あのバランス感覚は、ちょっと、すごい。

 

25であれでしょ。

 

30代、40代、50代になってもずっと歌ってゆくんだろうなー。聴きたいです。彼女の今を、都度。

 

素敵な催しを紹介してくださった方々に感謝です。

 

また是非観たい〜。

優河「街灯りの夢」〜宮崎篇〜 with zerokichi

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「なんかわかんないけど、なんとなく、特別な夜になる気がするって話してるんだよね」

 

というアペゼ姉妹の予感は本物でした。

 

優河さんという歌うたいの宮崎初ライブに居合わせることができて、ものすごく幸運でした。

 

今の世の中、地方でも音楽の催しとかたくさんありますけど、昨夜のライブはちょっとほんとに特別だったようにおもう。

 

場所は江平東のネイバーフッド

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zerokichiさんの表現を借りると「秘密基地みたいな」場所

 

日が長くなった5月の18時過ぎ、続々と集まる村人たち(比喩です

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木のぬくもりもあいまって、なんか、洒落た自治公民館みたいな寄り合い所みたいな、あたたかい場所だなと。

 

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本もたくさん

 

 

オープニングアクトのzerokichiさんのウクレレは外のちいさな雨音と合わさって風情たっぷり

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そして、優河さん。

 

こういうのって第一声でもうわかるんだけど、最初の発声で空気がほんとうにガラッと変わって、ぐいぐい引き込まれて、声と、詩と、メロディーと、ギターと、すべての調和が、もう。

 

ちょっとカントリーがルーツにあったりするのかなって感じたこぶし?まわしも素敵で。

 

カメリアではないですが、完璧な魅力というか、彼女には魅力として完璧なもの、圧倒的なものがありました。びっくりした。

 

何系とかいう例えもどうかとおもうんだけど、妖精かとおもえば、もっと母性や父性すらあり、女神?女神なの?と思いながら、

 

思い出や感情に結びつけずに涙が出たのはひさっしぶりで、その浄化作用たるや。

 

つづく!

 

「LOVE LOVE あいしてる」

「おげんさんといっしょ」の余韻さめやらぬ今日この頃、ああいうふうにある音楽家が好きで影響を受けてきたアーティスト(星野源にとってのマイケルジャクソンや細野晴臣)を知ることができるのは、それらを知らなかった若い世代にとっては素晴らしい音楽を新しく知るきっかけになるわけで、そういうのってなんかいいよねえ。

なんておもっていた矢先に「LOVE LOVE あいしてる」復活の報。あの最後のカバー曲演奏コーナーで数々の音楽を知った世代としては(ドリカムでチャカカーン、マイラバでピチカート、などを知りました)、高まるニュースです。

シノラーの色褪せなささがすごい。
ユーミンのライブ衣装もとても良かった。

吉田拓郎さんのブログ、貼っておきますね
http://153-0051.com/log_takuro/

東京のケンキョラスの様子を教えてもらった話

東京の、SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS さんでケンキョラスを取扱っていただけることが決まり、

 

www.instagram.com

 

都内在住の友人のなかで、なんとなく、いちばん最初に報告したのは、最近宮崎から引っ越していった、私のイトコの親友。従姉の親友って微妙に遠いかもだけど、私にまですごく良くしてくれている。すごいできる人。

 

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(余談ですが、去年イトコの結婚式では彼女が友人代表スピーチをしてくれたんだけど(またそういうのもソツなくできるわけ!)新郎新婦入場の時点で号泣洪水だった私含む親族席一同は、彼女が勇ましくビールをひっかけて登壇していく頃には早くも泣き疲れていたという思い出があります。

そして大分の山奥に嫁いだ新婦はすごいアナログ人間SNS上には存在せず、雲海みたり雪かきしたりして暮らしてるはずで、わたしも彼女とは母親の介護の話しかしてないので、親友にこんな世話になってることも知らない。そのうちまとめて報告しなければ、ですです。。)

 

そのあと、去年の宮崎のZINEのイベントzine it!でまたお会いして、私も彼女が山形屋裏の共有店舗で週一でやっていたスナックで駆けつけ一杯ひっかけつついろいろ話きいてもらったりして。鉄砲イズムを理解していることもあり、私がマスターのことを書いたことを喜んでくれて感想もくれて、ケンキョラス自体、すごく応援してくれて、建設的な意見をくれる。口だけじゃなく、ほんとに応援してくれている。

 

鉄砲のトイレにも、落書きをくれていた

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前置きが長くなってしまいましたが、その彼女が、早速SPBSさんへ行ってくれて、しかもわざわざ店員さんに許可を取って展開のようすを教えてくれました。泣ける

 

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ていうか、泣いた。

出先の、「トイレットなんかで、泣いてしまったのだ」(by 山田詠美

 

 

ケンキョラス、

真鶴出版 | 泊まれる出版社さん

の横に並べてもらって超嬉しそうなんだけど!!

 

わたし去年の春SPBSで真鶴出版さんのリトルプレス購入しましたし

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(つぎ小田原のいとこのとこ行くとき、ぜひ訪れてみたい!と思って)

泊まれる出版社ってあんた。。。どんだけすてきなん。。。

 

すてきなローカルzineやリトルプレスたちのなかに、ケンキョラスがある。。。

 

すごい。。。

 

店員さんのあたたかいお言葉も(うれしい!)、それを聞き出して報告してくれた友人も(ほんとうにうれしい!)

 

置いてくださってるSPBSさんも。

(限られたスペースに考え抜かれた選書ほどこされてることも、新陳代謝ハゲしいことも、素人目にもわかるくらい素敵な本屋さんだって知っているから余計うれしい)

 

 

取扱への後押しや繋がりをくださった方々も。

 

みなさま、ほんとうに、ありがとうございます。

 

だからもう、これは、自分がもっと力をつけて、いいものつくって、恩返しするほかない。それしかこの感謝の還元の方法はない。

 

ものつくるのも、販促や営業も、わたしには才能ないけど、ないならないなりに、愚直に、やるしかないよね。手探りだらけだけど、ひとりじゃないしね。

 

私は墓で先祖と話して(話した気になって)安心するのが趣味なんだけど、じいさんばあさん叔父や従兄たち「引き続き、まっすぐ、がんばれ」言ってた!気が!する〜

 

ねばねば!

 

引き続き、よろしく伏してお願いもうしあげます。

 

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