4月20日 宮台真司の発言メモ

文化放送の大竹まことラジオに宮台真司がリモート出演していたときの話がおもしろかったので、自分メモ。 社会学者としていうと、このロックダウン(自粛)中に、新しい営業や労働や消費の形態をどう編み出していくか、アイディアの実装に時間を使うべき。 …

「喫茶らくがき」いなくならないで

ずっと気になっていたボンベルタ東館3階にある喫茶店「らくがき」の行先(ドン・キホーテ買収後もお店は存続されるのか否か)を、マスターに直接尋ねてきました。 その前に、おぜんざいで一服(おい)。 添えられたのは塩昆布きゅうりと梅昆布茶。 甘い→し…

過度と不足のあいだ

小津安二郎の映画に出てきそうな、楷書の似合う孤高の酒場だ。繁華街ニシタチ(西橘通り)の路地裏に、文字通りひっそり佇む「酒と肴の店」の暖簾をくぐると、6席のカウンター。屋号入りのお猪口。黒板にはその日の一品料理が達筆に書かれ、その横に「今週…

〈うしたに〉という世界

すべては皿の中に 完全にトラットリアだと思った。 都農ワインと美味い料理を出すお店。 私が探し求めていたワインと料理のお店は、居酒屋の形をしていた。 この〈うしたに〉という世界。 単純に、一皿ひと皿、「料理が好きなんだな〜」と伝わる。歓びが伝わ…

わたくしの愛する宮崎

【感想】武田砂鉄さんとバービーさん

最近いちばん感じ入ったのは、8/30(金)TBSラジオ「ACTION」(ナビゲーター・武田砂鉄さん)にゲスト出演していた、芸人・バービーさんの語りと、そこに至る経緯。 普段テレビで観るのとは明らかに違うトーンとテンションで、脳みその二枚目っぷりを露わに…

aluhi 2号 感想

いちき串木野をめぐる・であう・はじまる「aluhi」 読みました。てんこ盛り。 やっぱり、準拠の助けになる紙媒体は素敵。 そんな冊子に恵まれた、いちき串木野は、いいね!(勝手な感想) 遊び心満載のテキストを優しく包み込む、全体のデザインが、すごく好…

川南へ遠足

いいね、ご近所旅行、という結論。 実際、訪れてみて初めてわかることがたくさん!(当たり前か) いきなり余談で恐縮ですが、宮崎市内から川南へ行くのに、佐土原まで一ツ葉有料道路を使った。相変わらず景色や空気が素晴らしい。150円でこれ体験できるのは…

「町・海・大地 川南町の旅」

読者の次のアクションにつながる表現体は、素敵ですね。 (これ読んで、すぐ川南へ行った話は別枠で) 誠光社さんのインスタで知り取り寄せた、甲斐みのり「旅のかけら」。 おまけで付いてきたのは、宮崎市内で暮らす私には近くて遠い、川南町の冊子。 甲斐…

パティスリー あ

『川南町の旅』という観光案内の冊子があると知る。甲斐みのりさんのインスタ投稿(2018年10月30日の)遡り、ラブレターのような文章に心打たれた洋菓子店へ行ってみた。冊子を読む前後で印象が変わるかもしれないので、まずは未読で。 机いっぱいに広げられ…

爪を、つんもろた話

デイサービスの方が爪を切ってくれたと、嬉しそうに母が話す。 きっとご迷惑をお掛けしてると存じますが、お世話になってる施設の方たちは、みな本当に優しいエンターテイナー。ありがたい限りです。いち認知症患者への接し方という意味でも、勉強になる。(…

なんじゃこら

日常の風景と化して、もはやなんとも思わないあれこれも、改めて見ると、たしかに「なんじゃこら」だったりする。なにかと行き届いてるなあーと、閉店後のショーケースを眺めて、異彩を放つ、なんじゃこら3連発に遭遇。 橘通店にいらした、圧倒的存在感を放…

宮交タクシーも撮るの好きになった

風景としてのタクシー

【読書感想】くどうれいん「わたしを空腹にしないほうがいい」

瑞々しくて、甘酸っぱくて、なんかもうどうしようもなく青春だなぁーと、きゅんきゅんしながら読んだ。緩急織り交ぜた文体は実に読みやすく、俳句とエッセイの大喜利みたいな関係も味わい深く。 おばあちゃん、かわいいなあ。 方言、いいよなあ。 インスタで…

赤、黄、赤

近況

昨日は、いったん実家に戻った後、叔母のおつかいへ。なかなか戻らない私を探しに、一人で出掛けてしまった母。寿命縮まりました。 叔母宅で呑気に油を売って実家に戻ると、「お母さんと会った?」と父。「あの子が帰って来ないってしきりに言うから、"行く…

秘密の手紙

歌手活動をしている小中学校の同級生がレギュラー出演していた鹿児島のテレビ番組を見た。ちょうどアナウンサーが彼の地元でゆかりのある人物や場所を取材してくるという企画で、本人が大好きだと公言するこの辺では馴染みの「ラーしも(通称)」を紹介して…

ひとんげの餅

久しぶりにけせんだんごが食べたくなり、実家から最寄りの和菓子屋へ行った。幼い頃よく叔母に連れられて来ていたお店。びっくりするくらい良心的な価格で美味しいけせんだんごと、大の甘党だった祖母のお供え用に酒饅頭やかるかんを確保し、せっかくだから…

嫁と姑の恋バナ論争

町のちいさな喫茶店カフェ・シェスタがランチや定食を辞め喫茶だけになってから10年、スティックチーズケーキとドレッシングの通販とテイクアウト専門店になってから6年ほど経つ。それまで、ここのゴマだれとんかつが大好きだった私にとって、チーズケーキは…

雑誌「ケトル」TBSラジオ特集を読んだ

やっとゆっくり読みました「ケトル」TBSラジオ特集号私の日々の情報源はほとんどTBSラジオだよ、、、 たまむすび水曜日の「おしごとラボラボ」聴いて即ポチった、いい鴨ですと思っていたらば予想以上に永久保存版の良書だったyeah 橋Pと偉い人の午後枠変遷対…

鹿児島のミニコミに出会う話

\よろこびを他のだれかとわかりあう/ 街や世の空気感を文字であらわして分かち合うことに対する欲求の普遍性について。役割分担でいえば、たぶん、役割分担論でいえば、村上春樹がいうところの「雪かき」なんだと思う。雪の降らない鹿児島では「灰かき」と…

【都城市立美術館】ヤギノ会展へ行ってきた

毎日お暑うございます。 今日も元気に無芸大食こと、ぱっこりんです。 もうちょっと早く知りたかったー!と自分のアンテナの足りなさを呪いつつ行ってきました、”八木常憲と教え子による展覧会”第17回ヤギノ会展@都城市立美術館市民ギャラリー 高校の美術の…

【宮崎】オーセンチックバー続人間

🍸 宮崎でいちばん老舗のバー(創業45年)。 謙虚さのなかに鋭く光る毒気や気品のようなものが大好きだ。鹿児島出身のマスターと、カウンターに居合わせた同県出身という紳士とともにしばし薩摩談議をば。 いぶし銀としか言いようのない距離感と間合い。心地よ…

鹿児島迷走日記(3.夜ごはん)

夜の部。 ホテルにチェックインしてまどろんでいたら18時過ぎ。MOKUに電話。不在。嫌な予感。ダメモトで店に向かう。 Oh, 時すでにおすしどんまい 気を取り直して、そば処茜でミーティング。 蕎麦や天ぷらはもちろん、夜の一品料理と酒が毎回ほんとにいいと…

鹿児島迷走日記(2.昼ごはん)

観光客らしきかたまり(ウェイウェイなヤングたち)が押し寄せると同時に退散。街のお店が開き始める10時が近づいてきたので、街へ戻り、車を停めて動くことに。 曇天ながら雨は上がって、傘持たなくても大丈夫そう。 マッサージ(マッサージジャンキーです…

鹿児島迷走日記(1.朝ごはん)

6月11日(日) 午後から鹿児島市内で用事。 宮崎はそうでもなかったが鹿児島は雨が強くなるみたいだったのと寝たら起きられなさそうだったので早めに出発。 都城近辺だいぶ豪雨でびびったが、7時過ぎに無事加治屋町到着。 まさかの貸切。ヒカルヤのモーニン…

優河「街灯りの夢」〜宮崎篇〜 with zerokichi(2)

つづき (↑「街灯りの夢」) 胎教に良さそうとか、 (妊婦さんもいらしてましたね) 天国ではこんな音楽が流れているんじゃないかとか、 最後のアンコールで芍薬の大きな花束を持ってマイクなしで一人一人のそばで歌ってくれたアカペラは、保育園のお昼寝の…

優河「街灯りの夢」〜宮崎篇〜 with zerokichi

「なんかわかんないけど、なんとなく、特別な夜になる気がするって話してるんだよね」 というアペゼ姉妹の予感は本物でした。 優河さんという歌うたいの宮崎初ライブに居合わせることができて、ものすごく幸運でした。 今の世の中、地方でも音楽の催しとかた…

「LOVE LOVE あいしてる」

「おげんさんといっしょ」の余韻さめやらぬ今日この頃、ああいうふうにある音楽家が好きで影響を受けてきたアーティスト(星野源にとってのマイケルジャクソンや細野晴臣)を知ることができるのは、それらを知らなかった若い世代にとっては素晴らしい音楽を…

宮交バスを撮るのが好きみたい