ラジオ「シンクロのシティ」続投にみる、正しく声を届けることの重要性

f:id:okashimuze:20150923195043j:image
 

少し前、この9月いっぱいで最終回を迎える予定だったというラジオ番組が、「やっぱり10月以降も続くことになりました〜!」と終了撤回するという画期的な出来事がありました。

 
東京FMの「シンクロのシティ」(月〜木、15時〜16時50分)というプログラム。
 
久しぶりにたまたま聴いたとき、番組続投発表という大事な場面に居合わせたので、記念に書いておきます。
 
番組の終了を公式にアナウンスした後に撤回するというのは極めて異例だったらしく(前代未聞だったかな?)、それは「終了させないでー!!」という視聴者からの熱い声が東京FMの上層部をも動かした結果だと、メインパーソナリティーの堀内貴之さんが放送で経緯を説明していらっしゃいました。リスナーへの感謝をひとしきり述べた後、「いやー、ほんと、こんなことってあるんだな〜、声、あげていこうって、僕もおもった!」というようなことも。
 
声をあげる。しかるべきところへ、しかるべき形で。ほんとにそうだなあー、しばらく感じ入った次第です。
 
怠けものの私としては、好きなラジオ番組が終わってしまうと聞いたとして、「えー、やだー」と思う気持ちを、放送局へ「やめないで!」とメールを送るという行動に移した方々が一定数以上いたという事実にもそもそも感心したわけで。もちろん、それを拾い上げ反映させたtfm様にも拍手で。
 
私はスマホアプリ(LISMO WAVE)でたまに聴く程度ですが、シンクロのシティは、毎回テーマの街頭インタビューがきめ細かくておもしろいし、テーマ自体もユニークなのが多くて楽しい。東京の街や町に暮らす人たちの声が良質な選曲とともにたくさん聴ける、ありそうで他にはないとてもあたたかい番組!これからも楽しみにしとります。
 
 
写真は、本文にまったく関係ない、彼岸花。ジャンガジャンガしてるようにみえます(アンガールズ