読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

足るを知りたい女のはてしないたわごと

宮崎~鹿児島を行ったり来たりしている人のブログです。インスタID☞okashimuze

2015みやざきAOSHIMAムーブメントにみる、周縁による中心の活性

f:id:okashimuze:20150930035230j:image

今年、宮崎の夏における画期的な出来事といえば「青島ビーチパーク」ではないでしょうか。
 
「青島海水浴場に32年振りに海の家ができるげな」という漠然としたうわさは耳にしていましたが、サーフィンしなければ日焼けもしたくない私としてはそこまでそそられず、コンテナで5つの出店があるというのに関しても、「ベジコベジオのスムージーに興味はあるけど炎天下の浜辺に行ってまで...?」と思っていたくらいでした。
 
しかし、行った人達の話を聞いたり、インスタグラムでの写真を見るにつれ、これは一度は行ってみなけば!と腰をあげたのです。県外の友人が遊びに来たとき青島神社へお連れして以来、3年振りの青島でした。
 
かわいいフラッグや看板で装飾され、木のイスやテーブルがセンスよく配置され、県内外からの個性豊かな出店5店舗が取り囲む、期間限定のビーチパーク。県外国外の友人は「こんなかわいいビーチ見たことない!」と興奮し、宮崎在住の人々は「宮崎にこんな素敵なところがあったっちゃー!?」と狂喜乱舞。
 
そこには、神社とトゥクトゥク以外の、新しい「AOSHIMA」があったのです。むしろそこは、この夏いちばんのオシャレスポットでした。
 
海水浴する家族連れ、写真を撮りはしゃぐカップルや若者たち、読書する旅人、ワインをきめる大人たち、ただひたすらたそがれる人(私)、老若男女がそれぞれ思い思いの時間を過ごしていて、それがとても平和で心地いい。20代前半、バックパッカー時代に訪れた外国の海辺の町で見た光景を私は思い出していました。サーファーに限らずそこらへんの人々が普段着で自然に集まって、海を感じながら自由な時を過ごす、そんなビーチカルチャー。
 
結局、4回は行ったでしょうか。私は特に、夕焼け、日が沈むマジックアワーに合わせてパークの照明が点灯してから夜にかけての時間が好きで、同行者と語りながら地ビールひっかけて、ボンダイカフェのフィッシュアンドチップスやまるみ豚のソーセージ、ベジテーブルの冷や汁ボウルなどを食べたり(旅するカレー屋さんはいつも売り切れでついにありつけず。残念)、単純に浜辺を散歩したりするのが心地よかった。波打ち際からふと振り返って見た夜のビーチパークは、まるで移動サーカスか遊園地のように美しく、儚い夏の夢の空間そのものでした。
 
では、ふだん海にまったく用事のない私がなぜ4回も行っちゃったのか。そして私みたいな人が他にもたくさんいたのはなぜなのか。
 
それはきっと、「海での楽しみ方は、サーフィンや海水浴だけじゃないんだよーいろいろあるんだからー」と提案された青島ビーチパークからのメッセージに「そっかー!」とわたしたちが気づかされたからじゃないでしょうか。これは、文化人類学がいうところの「周縁による中心の活性」、社会心理学でいう「他者を通して自己を知る」って現象だと、勝手に感じ入った次第。
 
私なんて自慢じゃないけど、ただ波の音聴くだけでも癒されるんだってことを忘れてたくらい、久しぶりの海でしたからね。しかも、中心市街地から車で約20分、空港から約10分の近距離にこんなビーチがあるなんて、宮崎ってけっこう恵まれてる?(東京からのゲストの指摘より)
 
「ビーチカルチャーと聞くと、サーファーとかが楽しむものと思われがちだけど、特別なことではなくて、犬と散歩をしたり、家族でゆっくり過ごしたり、ビーチのそばで思い思いに過ごせる、ってことだと思っています。」と、「AOSHIMA BEACH STYLE」というフリーペーパー?タブロイド紙?内インタビューで青島ビーチパークコンテンツプロデューサーで(株)キャンバス代表取締役の宮原秀雄さんがおっしゃっているのを目にし、「やっぱりそうか〜、ですよね〜、そうですよね〜」と、答え合わせをしたような気分になってしまいました。
 
余談ですが、蔦屋書店高千穂通り店の特設コーナー雑誌「CANVAS」宮崎特集号?の一角もなんだか高まりますね。あれも9月いっぱいなのかしら。
 
内と外とが手を取り合い生まれる、AOSHIMAムーブメントの今後に期待!