喫茶店シンドバッドで目の当たりにした、THE・継続は力なり
【継続は力なり】
宮崎の純喫茶でよく見かけるホイップクリーム。あたたかい珈琲についてきます。最初ウルワシでこれに遭遇したときは、バニラアイスのサービスかと本気でおもいました。
シンドバッドはカレーだと思っているあなた、
カレーもいいけど、それだけじゃ、
\MOTTAINAI!! /
と拡声器で叫びたいくらい、今宵、わたしはモーレツに感動している。
むかし、まだUMKの土曜夕方枠がHOT WAVE a.k.a 唐草レディとかだったころ、m-floメンズ2人がゲスト出演時に「シンドバッド、まじまちがいない」みたいなことおっしゃっていて知った喫茶店。(takuさんのお祖父様お祖母様が宮崎なんですよね☜むかしアルバムのクレジットに記載あったと記憶している)
ここのドリア類や落ち着いた雰囲気や客層などに私がマッドリーラブなのは言うまでもなく、特筆事項として、給仕係女性の、丁寧だけどおもねるわけじゃない、配慮に満ちつつも笑顔を安売りしたりしない、絶妙な距離感を保つ一生懸命な接客がとても好きで、行く度いつも気分よく食事させてもらっているのだ。ウエイトレスというより、お給仕。全体的に、ここを宮崎のリトル銀座ウエストと呼びたいくらいにはエレガントで、地に足のついた哲学を実践する良店。
一般的に私は、経営者の哲学とか店のコンセプトの類は、個々の店員レベルで実践できてなんぼだと思っていて。
(余談だけど、上っ面だけの媚びた笑みであれこれごまかそうとするちゃらい接客業従事者各位はここで修行するといいとおもうのね)
そんな稀有な純喫茶で、ふと、ショーケースのケーキ種類が増えていることに気づいた。もしかしてと直感し問うたところ、ビンゴ。
彼女が今ケーキを任されているらしい
(※ママさんのチーズケーキは健在)。
やっぱり、つくる「人」が如実に表れる。実直で誠実な、いい味。そんなケーキと、華やかなお皿。この対比がまたお互いを引き立て合う良好な関係。
シンドバッドロゴ入りのカップでコーヒーを飲みながら、ケーキ食べながら、
なんかもううれしくなっちゃって食べかけのケーキの写真とか無駄に撮ってやんの。
ご本人の言葉を借りれば「なんだかんだで」6年くらい勤めていらっしゃるという彼女。最初は学生さんかしら?純朴でまじめそうな若者♡教育が行き届いてる店だわ♡くらいにしか思ってなかったのだが、最近は彼女自身に対してめきめき綺麗になってくわねあなた!と勝手におばちゃん目線で思っていたらば、こんな素晴らしいケーキ作りにて輝きを放ちはじめていたなんて。
ケーキは持ち帰りもできるらしい。テイクアウト用のブラウニーやマフィンも並んでいた。
6年かあ、すごいなあ。
育った彼女も、育てたお店も、どちらもブラボー。
6年かあ。小学一年生が六年生になるね。
この6年、私はなにしてた?
アンダーサーティーから、オーバーサーティーになったくらいじゃない?
そんなことより、老舗の活性力、活性しつづけてるから老舗なのか、などと勝手に思いを巡らす月曜夜、宮崎は雨。現場からは以上です。どうぞ。
おまけ
東京からの客人は、こんなん宮崎だけの文化やで!と言っていたけれど、そうなの?どうなの?