【皆の衆】親戚の家で夕飯感
ちょっと前になりますが、うわさの「皆の衆」さんに行ってきた(連れてっていただいた)
のっけから、お通しから、美味かった..
ご夫婦でされていて、お魚料理は大将、その他は女将さん、という役割分担ぽかった。
ちゃんと丁寧にねかせてある新鮮な魚たち。大将は寿司職人さんとして10代のころから修行し、料理の道一筋らしい。
こういう、奇をてらわない、実直な家庭料理を、わたしたちは求めていた、求めていたのである〜
お母さんは、インスタントやレトルトの類は一切食べないらしい。だからそんなにお肌ぴかぴかなのか。
「きょうは新鮮なゴーヤがたくさんあるから」
「あ、じゃ、ゴーヤください」
そんなやりとりもまた愉しく。
と、お母さんが飲んでいらした紫蘇ジュースが美味しそうだったので、飲みたいですと挙手し、分け与えていただいた
「紫蘇をたくさんもらったから、ああしてこうして(作り方も惜しみなく教えてくれる)ジュースにした」とのこと。
「うまっ!!メニューに入れないんですか?炭酸で割って、しそサワーにする、とか💓」
「そんな洒落たものは、おばちゃんとこにはないのよ」
コロッケ、いつもあるわけではないらしい。あたりまえというかなんというか、付け合わせも全て手づくり。
ゴーヤが美味すぎて、茄子との味噌炒めも。人数に合わせて量を調整してくれたりもする。小回り〜!やさしさ〜!あたたかみ〜!
カウンターには常連さんらしきおじちゃん1人が焼酎のキープボトルとアテでちびちびやってて、お座敷では美女2人が女子会やってて、我々の後に着た青年1人はカウンターでガッツリ飲んで食べておばちゃんと語ってた。
料理上手な、親戚のおばちゃんの家に夕飯食べにきた、みたいな感じだた。
「本日のおすすめ」なんてものも、ここには存在しないらしい。ホワイトボードを各自見て、わからないことは、おばちゃんに訊くべし訊くべし。
今回は同行者との会話に夢中すぎたので、今度行ったらおばちゃんにもっといろいろ話を伺いたい所存。
堺雅人のサインがあった。台湾かどこかアジアの夜屋台にありそうな不思議な動くオブジェたち、フランス人形。謎は深まるばかり。実にクールな取材対象、皆の衆。
【皆の衆】食事の店
0985272809
宮崎市堀川町175