japanese tip と私(⑦旅人に直撃4)

(インタビューつづき)

 

  • 海外での反応もみてみたい

 

ぱ「外国の方からの反響とかってあるんですか?」

 

た「日本に住んでる海外の人でクラウドファンディングすごい応援してくださってる方もいて、いわく、海外のチップにはすごく違和感があるけど、この日本のチップ(ジャパニーズチップ)はすごくいいと思ったからお金払った、とか。なんか、ゆくゆくは、英語にして、海外での反応もみてみたいなって思ってるんですけど」

 

ぱ「日本とはまたちがった反応がありそうですよね。たのしそう。英語といえば、ジャパニーズチップのホームページに英語で描かれてる紹介文は辰巳さんが?」

 

た「あれは昔海外に住んでた友達に訳してもらったものなんですけど、向こうって“ごちそうさま”って概念がないから、ちょっとニュアンス難しいかもって言いながら書いてもらった文で。」

 

ぱ「そこからもう異文化ね」

 

 

  • 旅人の目に映る宮崎

 

ぱ「質問の仕方がへたくそで申し訳ないんですけど、宮崎どうですか?ってきかれても困るのわかっててきくんですけど笑、県民性問題ききたくて。辰巳さんはジャパニーズチップというまあいえば同じ受け皿をもって文化の違うところを旅されてるわけじゃないですか。それで、外からぽーんって来た人の目に宮崎がどう映るのか、雰囲気とか空気感とか、そういうイメージききたくて」

 

た「ねー、それね、すべての人に会えてないから、むずかしいですよね、無責任な言葉になっちゃうっていうか」

 

ぱ「ですよね、ごめん、質問がよろしくないね。情報収集に困ったっていうのは焼肉屋でちらっとうかがいましたね」

 

た「まず、はじめに、ですね」

 

ぱ「この旅ではまず新しい県に入ったら地場の本屋さんでご自身の求める情報収集ですもんね」

 

た「街を歩いて、何店舗かで何人かと話させてもらって思ったのは、こう、全体的にこじんまりまとまってるのかなって。たとえば、山梨で感じたのは、長野のお店の紹介がめちゃめちゃ多かったりとかして、」

 

ぱ「へー。県をまたいでってことですね」

 

た「県どうしここはめっちゃ繋がってるなってとこはあったんですけど、宮崎は、縦長の地形的な要因もあると思うんですけど、」

 

ぱ「そこで完結的な?」

 

た「うーん。あと、移住者でいうと、あるお店でいろんな情報をもらうなかで、あの面白い店もこの素敵な店も、やってるのはぜんぶ移住者だみたいな話になって。でもその発言は地元の方からだったんですね。だから、“おもしろいことをやってるのは移住者だ”ってイメージでおられるのかなって。でも自分が会った宮崎の地元の人たちも、その方含め、素敵にがんばってはるというか、そんなことないのになって。それこそ謙虚なのかなって」

 

ぱ「おもしろーい」

 

た「逆にUターン組が元気やなって思う県とかあって。鳥取とかはけっこうそうで。昔おなじ野球部だったメンバーが一回散ったけどまた戻ってきて近くでそれぞれ商売やってたりして。戻ってきた人たちががんばるなかに移住者もひっそりいるイメージだったなかで、こっち(宮崎)はそんなかんじではなさそうだというか。もっといろんな人に会わんとわからん部分あると思うんですけど」

 

ぱ「ですよね、滞在期間数日とかで、旅して行くわけですもんね。」

 

 

  • ぱっこりん、旅人の健康状態にまで興味をもつ

 

ぱ「体調を崩したりとかは大丈夫ですか?」

 

た「一回、高知で文旦狩りのバイトをしたときに、バイト初日の前日に、これまで感じたことのない悪寒をおぼえて、これはやばいってなったんですけど、休むわけにいかないからもう思いっきり栄養のあるもの食べて、カロリーメイトとか鶏肉サンドとか」

 

ぱ「カロリーメイト?!?(涙をふく真似)」

 

た「で、また次の日も体調崩したまま、でももう“やるしかない”って働いてたら、結局二日くらいで治りましたね」

 

ぱ「気合いだねー」

 

た「そう、だから、病は気からってほんまやなって」

 

ぱ「スポーツマンですか?もともと。体育会系?」

 

た「いや、まあスポーツはしてましたけど、そんなバリバリってほどじゃ」

 

ぱ「種目は?」

 

た「小学校から中学ちょっとまではサッカーしてて、その次テニスして、高校からずっとストリートダンスしてました」

 

ぱ「ぽい!踊れそう!」←?

 

(つづく)