2019-01-01から1年間の記事一覧

〈うしたに〉という世界

すべては皿の中に 完全にトラットリアだと思った。 都農ワインと美味い料理を出すお店。 私が探し求めていたワインと料理のお店は、居酒屋の形をしていた。 この〈うしたに〉という世界。 単純に、一皿ひと皿、「料理が好きなんだな〜」と伝わる。歓びが伝わ…

わたくしの愛する宮崎

【感想】武田砂鉄さんとバービーさん

最近いちばん感じ入ったのは、8/30(金)TBSラジオ「ACTION」(ナビゲーター・武田砂鉄さん)にゲスト出演していた、芸人・バービーさんの語りと、そこに至る経緯。 普段テレビで観るのとは明らかに違うトーンとテンションで、脳みその二枚目っぷりを露わに…

aluhi 2号 感想

いちき串木野をめぐる・であう・はじまる「aluhi」 読みました。てんこ盛り。 やっぱり、準拠の助けになる紙媒体は素敵。 そんな冊子に恵まれた、いちき串木野は、いいね!(勝手な感想) 遊び心満載のテキストを優しく包み込む、全体のデザインが、すごく好…

川南へ遠足

いいね、ご近所旅行、という結論。 実際、訪れてみて初めてわかることがたくさん!(当たり前か) いきなり余談で恐縮ですが、宮崎市内から川南へ行くのに、佐土原まで一ツ葉有料道路を使った。相変わらず景色や空気が素晴らしい。150円でこれ体験できるのは…

「町・海・大地 川南町の旅」

読者の次のアクションにつながる表現体は、素敵ですね。 (これ読んで、すぐ川南へ行った話は別枠で) 誠光社さんのインスタで知り取り寄せた、甲斐みのり「旅のかけら」。 おまけで付いてきたのは、宮崎市内で暮らす私には近くて遠い、川南町の冊子。 甲斐…

パティスリー あ

『川南町の旅』という観光案内の冊子があると知る。甲斐みのりさんのインスタ投稿(2018年10月30日の)遡り、ラブレターのような文章に心打たれた洋菓子店へ行ってみた。冊子を読む前後で印象が変わるかもしれないので、まずは未読で。 机いっぱいに広げられ…

爪を、つんもろた話

デイサービスの方が爪を切ってくれたと、嬉しそうに母が話す。 きっとご迷惑をお掛けしてると存じますが、お世話になってる施設の方たちは、みな本当に優しいエンターテイナー。ありがたい限りです。いち認知症患者への接し方という意味でも、勉強になる。(…

なんじゃこら

日常の風景と化して、もはやなんとも思わないあれこれも、改めて見ると、たしかに「なんじゃこら」だったりする。なにかと行き届いてるなあーと、閉店後のショーケースを眺めて、異彩を放つ、なんじゃこら3連発に遭遇。 橘通店にいらした、圧倒的存在感を放…

宮交タクシーも撮るの好きになった

風景としてのタクシー

【読書感想】くどうれいん「わたしを空腹にしないほうがいい」

瑞々しくて、甘酸っぱくて、なんかもうどうしようもなく青春だなぁーと、きゅんきゅんしながら読んだ。緩急織り交ぜた文体は実に読みやすく、俳句とエッセイの大喜利みたいな関係も味わい深く。 おばあちゃん、かわいいなあ。 方言、いいよなあ。 インスタで…

赤、黄、赤

近況

昨日は、いったん実家に戻った後、叔母のおつかいへ。なかなか戻らない私を探しに、一人で出掛けてしまった母。寿命縮まりました。 叔母宅で呑気に油を売って実家に戻ると、「お母さんと会った?」と父。「あの子が帰って来ないってしきりに言うから、"行く…