野良音

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鹿児島にグッドネイバーズジャンボリー があるとすれば、宮崎には「野良音」があるじゃないかって思うんだよね。

 

このパンフレットがそのまま素晴らしい宮崎案内になっていると思うんだよね。

 

宮崎の豊かな自然や大地の恵みに感謝する、すばらしい収穫祭!

 

いよいよ、あした!

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ぽてふぁーむどんの

 

これ

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黒棒ほど軽くなく、

ブラウニーほど重くもなく、

パウンドケーキとも違って、

新食感おいしゅうございました。

 

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まあ、こちらは安定の、ですな。

 

高千穂通りにあった頃は手書きカレンダーもらっちゃうくらいにはヘビーユーザーでしたが、イオンに移ったからって足遠のいてちゃいかんね。たまには食べないと。

 

おいもニョッキ入りグラタン、たべたい!

 

江平東のNEIGHBORHOODでみた、Buy local。ここでもやはり、Think Global, Act Local

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初訪問。”NEIGHBORHOOD”という屋号、看板に書かれていた”book”,”bar”、そのキーワードだけで勝手に下北沢B&Bみたいなとこを想像していたけれど、予想以上に画期的な”場”>”店”でした。ここから生まれる有機的な「なにか」の可能性をびゅんびゅん感じて美味いコーヒーぐびぐび飲んだ。

 

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(飲食代の一部が寄付金に充てられているらしく、ドネイション先を選べるシステム。こういう、自分がなにかを得てかつ誰かの役に立てるかもしれない仕掛け、私みたいな怠け者には実にありがたい。余談ですがイギリスに行ったときOxfamに感動しすぎて叫んだの思い出した、です)

 

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配置してある本は、Facebookのファンページにビジター投稿すると借りられる仕組みみたいです。ほいで、選書もおもしろくて、佇まいからしてすごいZINEだ!とおもった左のは、なんと宮崎公立大の学生さんとOMIJIKAさんという方たちによるものだそう。なんだか記号論モードになっちゃって、川内倫子さんの写真が美しいチョムスキーぱいせんの本とともに拝借することに。報復のダブルスタンダードはともかく、ひさしぶりに思いの詰まったZINEをみた!とおもい、自分も入手すべく母校ことMMU学生課へ走ったが、きょうは祝日だった。ちーん。ま、そんなもんです。ザッツライフ。

 

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”Buy local”

佐土原でつくられている食器用洗剤や、とても濃厚な味という干しシイタケが販売されていました。

 

青島ビーチパークの去年のタブロイド紙には、”Support your Local”とあったし、

 

私が人生の師と仰ぐメアリーさん(英国人)は、”Think global, act local”の哲学を実践し、鹿屋の片田舎の小さな小さな商店ですべての買い物をまかなっていた。うちの実家の金物屋で、ほこりをかぶった品(おい)を「お宝、お宝♪」といいながら楽しそうにdigする姿、当時の私にはだいぶセンセーショナルでした。

 

なんか、つながるなあ〜

雲のうえ、Judd.、リージョン、とか

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全国フリーペーパー展in都城、おもしろいよ。

 

フリーペーパーときくと”TAKE FREE”のタウン情報誌みたいなのを連想するかもだけど(私だけ?)、ここでいうフリー=自由。全国から集められた、デザイン性の高いZineや個性的なリトルプレス、もう雑誌なんじゃない?文芸誌なんじゃない?みたいな読み応えのあるやつ、たくさんあります。

 

繰り返しになりますが、全国の!だよ。

 

この質と量を都城で見られるなんて、ありがたい話です。

 

北九州「雲のうえ」、鹿児島「Judd.」「リージョン」のバックナンバーも読める!!

 

フリーペーパー激戦区という、長野の日和も

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アイラブ!神保町のも

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シモキタも

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徳島も

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展示のしかたもおもしろくて

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単なるサブカル系イベントでくくって終わらせるにはもったいないと思うんだよね。

 

都城市図書館で、9/18(日)まで。月曜休館。

 

ぜひ〜

フリーペーパーづく日(1年振り2度め)

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今年も「全国フリーペーパー展 in 都城」の季節がやってきました@都城市図書館(~9/18)。

 

「全国フリーペーパー展in都城

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この企画展の存在をFacebook経由で知り、「いったい誰が?どんな思いで?」と鼻血を垂らしながら訪れたのが、去年秋。

 

(のちに、フリペ通信さんによる”該展主催者キクカワマサミさんインタビュー”にて、熱い思いを知ることができるのです)

 

全国から集められた様々なフリーペーパー、ミニコミ誌、リトルプレスの類(メジャーどころから私的なお手紙みたいなものまで)に心が躍り、あーわたしも何か書きたい作りたい!と、衝動的にこのブログをはじめました。もう一年経つんですねー(こんなに垂れ流し状態になるなんて...自分のルーズさと改めて対峙。つらい)

 

そして、「全国フリーペーパー展、よかった!」と書いた、その記事(”フリーペーパーづく日”)に、本展主催者キクカワ様からコメントまで頂戴し、後に対面でご挨拶し、そのご縁で今年は自分の作品も展示させていただくに至りました。

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(書く仕事をしていきたいわたくしの、自己紹介代わりになる冊子にしたかったとです。だから、ばらまくというよりは一冊一冊手渡しなイメージ。もらってくださる方いらしたら連絡ください)

 

 

動けば、動くもんです。

たとえ歩みは遅くとも。

 

(余談ですが、わたしは串焼き鉄砲のマスターから”鈍行列車”と称されたことがあります。いわく、遅くてもいろんな景色を見ながら目的地に着くんだからいいじゃろが、と。ほんまかいな)

 

わし、がんばる。

 

で、いざ、都城市図書館へ

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はい、いってみよー。

(去年の岡本太郎もすごかったけど、今年はチョーさん!チョークだけに?ちがうか)

 

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入り口すぐにはFLIT。キョンキョン

イノセントラーブ、イノセントラーブ!

 

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日替わりの持ち帰りOKコーナー

 

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みなさん熱心に見学したり読み込んだり

 

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わたくしの「Topics」は縄文ZINEさまのお隣にひっそり佇ませていただいたり、

 

ラジバ...(自粛)

 

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ふざけないで!すぐ横には図書室!なんつって。

 

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灯台、どうだい?

ふざけてる!(大好きです💓)

 

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今年はBGMまでついちゃって!

 

 突然ですが、市立図書館スタッフーとフリーペーパー展を支えるみなさん

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なんていうか、メジャーなフリーペーパー以外の個人でつくるZineとかミニコミみたいなのって、「オタクっぽい」とか「サブカル」的なカテゴライズされちゃいがちですけど、

 

こないだユーミンとマツコデラックスがラジオで喋ってるなかで、ユーミンが「サブカル然」としてる連中が大嫌い!メインカルチャーあってのサブカルチャーでしょ?ポップカルチャーに対してのカウンターカルチャーじゃないか!というようなことを仰っていた(You Tubeこちら)のが異常に印象に残っている私としては、

 

どっちが良いとか悪いとかでも、好き嫌いでもなく、そのバランス感覚というか、両者をつなぐ存在も必要だよな、などと思ったり。

 

都城市図書館の館長・にいぼさんが、「去年キクカワさんからこの持込企画の提案を受けたとき、その斬新さに驚き、フリーペーパーと図書館との関連性に最初は戸惑った」みたいなことを仰っていらしたのを受けて、そんなことを考えてみました。

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(温厚で柔らかい物腰の、館長さん。来館者からの反響御礼で祝第二回開催!)

 

わたし個人的には、フリーペーパー類と図書館との親和性は高いと思っていたので(言語や写真などの「記号」で伝える紙媒体という点において)、去年この展示が市立図書館であると知ったとき、それこそ「メインカルチャー」と「サブカルチャー」とが手を繋いで生まれる素敵な企画!さっすがみやこんじょ、頭やわらかーい♪ロックだね!さいこう!くらいにしか、このポンチな頭では思ってなかったですけどね。(勝手なことばかり言ってすみませんすみませんほんとすみません)

 

なにはともあれ、いちファンとして、今年の開催にもほんとに感謝です!!

 

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主催者のキクカワマサミさん(左)は、企画運営から、会場設営、接客、トークショーの司会進行まで、なんでもこなしてはりました。お疲れさまでございます!お体大切に!!

 

 

 

で、肝心な作品群ですが。

 

ほんとのことを言ってしまうとですね

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この「えんを描く」シリーズ

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今日の私はこれらにすべてをもっていかれた。

 

「だよね...そういうことなんですよね...」って、だいぶ、ストンと腹に落ちてきた。小学生の娘さんと、そのお母様(わたし同じ年...)とのコラボレーション?作品。コンセプト、核になるメッセージ、すべてに共感しました。

 

小学生のころ母とやっていた交換日記の存在を思いだして、泣きそうになっちゃった、です。この女の子が、歳を重ねていったときに、こういう形でも母親の愛情を受けていたって残るからねこれは。

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 たった一人のためにギュッと絞ることによって広がる一般性をみた。

 

例えが変かもですが、ネットショップのBASEが、最初は、開発者のお母様(ご高齢)でも庭で育てた野菜をネットで販売できるようになるために、簡単で使いやすい点にこだわった仕様につくられたのが、結果として大衆にも受け入れられた、みたいな。

 

話がそれましたが、この「えんを描く」親子さん、フリーペーパー展初日の9月3日(土)@台風、尼崎から都城までいらしてたようで。しかも西都城駅から図書館まで歩いたっていうじゃなーい?(車社会の田舎モンからすれば遠い距離)私もその日行けば良かった〜。お会いしたかったです!!

 

 

 

会期中、再訪予定ですので、その他の作品などについてはまた次回!

こちらの状態が違えばまた感じ入る対象も変わるかもだし、楽しみー楽しみ!

 

 

【皆の衆】親戚の家で夕飯感

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ちょっと前になりますが、うわさの「皆の衆」さんに行ってきた(連れてっていただいた)

 

のっけから、お通しから、美味かった..

 

ご夫婦でされていて、お魚料理は大将、その他は女将さん、という役割分担ぽかった。

 

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ちゃんと丁寧にねかせてある新鮮な魚たち。大将は寿司職人さんとして10代のころから修行し、料理の道一筋らしい。

 

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こういう、奇をてらわない、実直な家庭料理を、わたしたちは求めていた、求めていたのである〜

 

お母さんは、インスタントやレトルトの類は一切食べないらしい。だからそんなにお肌ぴかぴかなのか。

 

「きょうは新鮮なゴーヤがたくさんあるから」

「あ、じゃ、ゴーヤください」

そんなやりとりもまた愉しく。

 

と、お母さんが飲んでいらした紫蘇ジュースが美味しそうだったので、飲みたいですと挙手し、分け与えていただいた

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「紫蘇をたくさんもらったから、ああしてこうして(作り方も惜しみなく教えてくれる)ジュースにした」とのこと。

 

「うまっ!!メニューに入れないんですか?炭酸で割って、しそサワーにする、とか💓」

「そんな洒落たものは、おばちゃんとこにはないのよ」

 

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コロッケ、いつもあるわけではないらしい。あたりまえというかなんというか、付け合わせも全て手づくり。

 

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ゴーヤが美味すぎて、茄子との味噌炒めも。人数に合わせて量を調整してくれたりもする。小回り〜!やさしさ〜!あたたかみ〜!

 

カウンターには常連さんらしきおじちゃん1人が焼酎のキープボトルとアテでちびちびやってて、お座敷では美女2人が女子会やってて、我々の後に着た青年1人はカウンターでガッツリ飲んで食べておばちゃんと語ってた。

 

料理上手な、親戚のおばちゃんの家に夕飯食べにきた、みたいな感じだた。

 

「本日のおすすめ」なんてものも、ここには存在しないらしい。ホワイトボードを各自見て、わからないことは、おばちゃんに訊くべし訊くべし。

 

今回は同行者との会話に夢中すぎたので、今度行ったらおばちゃんにもっといろいろ話を伺いたい所存。

 

堺雅人のサインがあった。台湾かどこかアジアの夜屋台にありそうな不思議な動くオブジェたち、フランス人形。謎は深まるばかり。実にクールな取材対象、皆の衆。

 

【皆の衆】食事の店

0985272809

宮崎市堀川町175