鹿児島へ。きみやとさだお。1


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宮崎駅から特急きりしまで、いざ鹿児島へ。

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そういえば、宮崎駅に自動改札機が導入されてからはじめて行きました。

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この前日、久しぶりに桜島が爆発したらしく、関東の親戚や友人各位から「大丈夫?」と連絡もらったりもしましたが、冬は桜島上空の風向き大隅方面なので、鹿児島市内はたぶん降灰すらたいしたことないのでは。

そんなこんなで、久しぶりの大都会・鹿児島!
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あがるよー

前回は、イルチプレッソ、ごんべえ、イサオクチーナ、食い道楽の旅でしたが、

今回は、なんてったって、念願叶って「名山きみや」の予約が取れまして。

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着いて、お茶をいただき、目の前で焼かれるぷにぷにかわいい白子(ふぐ)や火を入れられた上質なてんぷら油の香りや音で、高まるわくわく。

シャンパンでしゅわしゅわなっていますと、
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きました、海老芋のてんぷらに、ふぐ白子と雲丹をのせて。

いきなり豪華な先制パンチくらってニヤけておりますと、
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山菜の類と、ミル貝。出汁がほんとに美味しい。

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空きっ腹にシャンパンで酔いが回りそうだったので、炭酸水をお願いしたら、「美味しいのがありますよ!」とサーブいただいたのがこちら。イギリスのエリザベス女王用につくられたものだそう。料理の邪魔をしない微炭酸で、飲みやすすぎた。

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なんか美味しいのが巻いてあった(もう酔っ払い)

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蒸すところから刺した串を抜くところ、その手捌きすべてを見られて感動した、うますぎる海老。鮨担当でご自身も海老好きという三男さん的には、海老は頭から尻尾までこのまま一口でいただくのが一番美味しい食べ方なのだそう。頭と尻尾で違う味をトータルで味わうことができました。

きっと、ひとつひとつ、すごーく手間暇かかってるんだろうけど、食べるのは一瞬なんだな〜

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ブリとかぶ。崩してお吸物として食べた。うますぎる。出汁!!

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おすすめの芋焼酎ぐびぐび

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こはだ

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いわし

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なんかきたよこれ(器もすべて素敵よね)

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きゃー?

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フォアグラと蟹の茶碗蒸し。
贅沢極まりないのに、くどくない味に仕上がるのがほんとに不思議で、うっとり。やっぱり出汁なの?素材なの?

なかなか腹も満たされてきたところで、
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にく!!(黒毛和牛)
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はーー??!!(狂喜乱舞)

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すき焼き、うに乗せ。
(ほんとはうにと卵黄のタレでいただくみたいだけど、私は卵黄そのものが苦手なので、対応していただきました。ありがたやー)

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肉柔らかいし、ねぎもお汁も美味しいし。
そこに惜しみない、うに!

すき焼きのお肉にウニって絶対美味いよね、美味いものの上に美味いもの!と、ピザを食べてるときに思いついたメニューなのだそう。

「ふつう日本料理は引き算と言われてるんですが、うちは足すんですよ。ははは〜」と、控え目ながらも頼もしいお二人。陽の気、びゅんびゅん。

「原価率がえらいことなってて、いつも税理士に叱られるんですよ。ははは〜」


かーらーのー、

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まさかのダメ押し三貫。
うそでしょ?!っていいながらもちろん美味しくいただくんだけどさ。

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ホッとするー

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〆の炊き込みごはん、なんとアワビがこれまた惜しみなく入っています。どんだけジャブジャブ!

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お腹いっぱいなはずなのに、入る不思議。

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さらには茶碗蒸しの餡かけでお代わりまでできる太っぱらぶり。なんなのもう(感涙)

と、目の前で作り上げられたこちら
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わらび餅ってこんなに美味しかったんだね...

最後に煎茶をいただいて、約2時間半にもおよぶ夢のひととき大満足で終了!

上原ひろみ流れてた(三男さんのセレクトだそう)。

そうだよ。名山きみやこそ、JAZZだ。

ライブだ。

セッションだ。

ウォーホルやサンローランの絵が飾ってあった。

大通り公園前の小さなビルの二階にひっそり佇む、若き挑戦者たちの素晴らしいお店。大人たちが夢中になるのわかる。予約取れないのわかるわ。そりゃ通いたいわ。彼らとともに私も成長してゆきたい所存!こういう、「またここに来るためにもガンバロー!」と素直に思える、気のいいお店。

個人的には、鹿児島と宮崎のバイリンガル・バイカルチャー仲間が増えてうれしいと勝手に思っています。嬉しすぎて、別件のおみやげ用に持ってたコンクワート(宮崎の美味しいケーキ屋さん)のフロランタンなど店主様たちに献上したら(おい)、なんとコンクワートのパティシエさまとは同級生だそうで。

つながる、ひろがる、南九州の輪!

ではなく、名山きみや、ほんとに素晴らしかった。これからもたのしみ!