刷新

2015年の出来事としてちょっと記録しておきたいことのひとつ、資生堂パーラーのデザイン刷新。
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昔から、東京のお土産としてよくいただいていた資生堂パーラーのお菓子。

味もデザインワークスも、私のなかでは永遠に大都会TOKYOの代名詞!

デザインという言葉を知る前から、このデザイン性の高さに憧れをいだき、ドキドキワクワクしていたんだなー、今おもえば。

この箱が大好きで、いまだに物入れとして使っているくらい。

いまとなっては、この箱、もっとたくさん取っておけばよかった...

刷新ビフォーアフターを自分の写真では記録しきれないのが残念なとこですが、こちらが新デザインのショッパー
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(宮崎では山形屋の地下、ゴディバ横に資生堂パーラー洋菓子の売場があるの超ときめく)

刷新後の様子をのぞきにやっと行きました。
が、チーズケーキは注文販売?みたいで即入手は不可。どんまーい

いちごのやつ買いました
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コーヒーのドリップバッグも
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あーかわいいよー
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これが自分のベイクドチーズケーキ定規の基準になっているとつくづく感じる。

たとえば、宮崎わらべのチーズまんじゅうを説明するとき、
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私は「資生堂パーラーのチーズケーキをクッキー生地で包んで、全体的に素朴にした感じ」と説明してしまう。もちろんこれはこれで美味しい。

大人になって(しかもこんな無芸大食なおとな\(^o^)/)ベイクドチーズケーキひとつにしても世の中にはいろんな”絶品”があるってことも、それなりに知ったつもり。

鹿児島は肝付町のカフェシェスタのとか(やばい)、
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照国のYANO CAKE TEN MOKUのとかさ(最高)
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それでも、幼い頃からの「特別な都会のベイクドチーズケーキ」は、資生堂パーラーのなんだ。

当時、異常に気に入った私に同情してか、よく叔母が東京土産に買ってきてくれていたな。大人には虎屋の羊羹やヨックモックで、子供には資生堂パーラーのチーズケーキ。これが定番だった。まだ東京ばなななんかが流行る前から。懐かしいな。うれしかったなあ、ほんとに。思い出すだけであたたかい気持ちがよみがえる。そんな記憶を持てていることは財産だし、感謝だ。

思い出に支えられるということは、私の人生ではけっこう多いのです。

あの頃、宝物箱にしていたこの青い箱
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小さい頃は、友達にもらった手紙や大事なシールや写真なんかを入れていた。


ただデザイン刷新の事実をメモしておくつもりが、思わぬ方向へ思考の旅を遂げてしまった。

最近、モノの力、もっといえばモノに宿る力を見直しはじめているからかもしれない。
よしもとばなな「サーカスナイト」依然読み中なこともあり)


おまけ
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いちごのチーズケーキの箱、マルヤガーデンズの袋と並べたくなるかんじでした。

以上です。