フリーペーパーづく日(1年振り2度め)

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今年も「全国フリーペーパー展 in 都城」の季節がやってきました@都城市図書館(~9/18)。

 

「全国フリーペーパー展in都城

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この企画展の存在をFacebook経由で知り、「いったい誰が?どんな思いで?」と鼻血を垂らしながら訪れたのが、去年秋。

 

(のちに、フリペ通信さんによる”該展主催者キクカワマサミさんインタビュー”にて、熱い思いを知ることができるのです)

 

全国から集められた様々なフリーペーパー、ミニコミ誌、リトルプレスの類(メジャーどころから私的なお手紙みたいなものまで)に心が躍り、あーわたしも何か書きたい作りたい!と、衝動的にこのブログをはじめました。もう一年経つんですねー(こんなに垂れ流し状態になるなんて...自分のルーズさと改めて対峙。つらい)

 

そして、「全国フリーペーパー展、よかった!」と書いた、その記事(”フリーペーパーづく日”)に、本展主催者キクカワ様からコメントまで頂戴し、後に対面でご挨拶し、そのご縁で今年は自分の作品も展示させていただくに至りました。

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(書く仕事をしていきたいわたくしの、自己紹介代わりになる冊子にしたかったとです。だから、ばらまくというよりは一冊一冊手渡しなイメージ。もらってくださる方いらしたら連絡ください)

 

 

動けば、動くもんです。

たとえ歩みは遅くとも。

 

(余談ですが、わたしは串焼き鉄砲のマスターから”鈍行列車”と称されたことがあります。いわく、遅くてもいろんな景色を見ながら目的地に着くんだからいいじゃろが、と。ほんまかいな)

 

わし、がんばる。

 

で、いざ、都城市図書館へ

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はい、いってみよー。

(去年の岡本太郎もすごかったけど、今年はチョーさん!チョークだけに?ちがうか)

 

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入り口すぐにはFLIT。キョンキョン

イノセントラーブ、イノセントラーブ!

 

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日替わりの持ち帰りOKコーナー

 

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みなさん熱心に見学したり読み込んだり

 

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わたくしの「Topics」は縄文ZINEさまのお隣にひっそり佇ませていただいたり、

 

ラジバ...(自粛)

 

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ふざけないで!すぐ横には図書室!なんつって。

 

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灯台、どうだい?

ふざけてる!(大好きです💓)

 

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今年はBGMまでついちゃって!

 

 突然ですが、市立図書館スタッフーとフリーペーパー展を支えるみなさん

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なんていうか、メジャーなフリーペーパー以外の個人でつくるZineとかミニコミみたいなのって、「オタクっぽい」とか「サブカル」的なカテゴライズされちゃいがちですけど、

 

こないだユーミンとマツコデラックスがラジオで喋ってるなかで、ユーミンが「サブカル然」としてる連中が大嫌い!メインカルチャーあってのサブカルチャーでしょ?ポップカルチャーに対してのカウンターカルチャーじゃないか!というようなことを仰っていた(You Tubeこちら)のが異常に印象に残っている私としては、

 

どっちが良いとか悪いとかでも、好き嫌いでもなく、そのバランス感覚というか、両者をつなぐ存在も必要だよな、などと思ったり。

 

都城市図書館の館長・にいぼさんが、「去年キクカワさんからこの持込企画の提案を受けたとき、その斬新さに驚き、フリーペーパーと図書館との関連性に最初は戸惑った」みたいなことを仰っていらしたのを受けて、そんなことを考えてみました。

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(温厚で柔らかい物腰の、館長さん。来館者からの反響御礼で祝第二回開催!)

 

わたし個人的には、フリーペーパー類と図書館との親和性は高いと思っていたので(言語や写真などの「記号」で伝える紙媒体という点において)、去年この展示が市立図書館であると知ったとき、それこそ「メインカルチャー」と「サブカルチャー」とが手を繋いで生まれる素敵な企画!さっすがみやこんじょ、頭やわらかーい♪ロックだね!さいこう!くらいにしか、このポンチな頭では思ってなかったですけどね。(勝手なことばかり言ってすみませんすみませんほんとすみません)

 

なにはともあれ、いちファンとして、今年の開催にもほんとに感謝です!!

 

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主催者のキクカワマサミさん(左)は、企画運営から、会場設営、接客、トークショーの司会進行まで、なんでもこなしてはりました。お疲れさまでございます!お体大切に!!

 

 

 

で、肝心な作品群ですが。

 

ほんとのことを言ってしまうとですね

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この「えんを描く」シリーズ

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今日の私はこれらにすべてをもっていかれた。

 

「だよね...そういうことなんですよね...」って、だいぶ、ストンと腹に落ちてきた。小学生の娘さんと、そのお母様(わたし同じ年...)とのコラボレーション?作品。コンセプト、核になるメッセージ、すべてに共感しました。

 

小学生のころ母とやっていた交換日記の存在を思いだして、泣きそうになっちゃった、です。この女の子が、歳を重ねていったときに、こういう形でも母親の愛情を受けていたって残るからねこれは。

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 たった一人のためにギュッと絞ることによって広がる一般性をみた。

 

例えが変かもですが、ネットショップのBASEが、最初は、開発者のお母様(ご高齢)でも庭で育てた野菜をネットで販売できるようになるために、簡単で使いやすい点にこだわった仕様につくられたのが、結果として大衆にも受け入れられた、みたいな。

 

話がそれましたが、この「えんを描く」親子さん、フリーペーパー展初日の9月3日(土)@台風、尼崎から都城までいらしてたようで。しかも西都城駅から図書館まで歩いたっていうじゃなーい?(車社会の田舎モンからすれば遠い距離)私もその日行けば良かった〜。お会いしたかったです!!

 

 

 

会期中、再訪予定ですので、その他の作品などについてはまた次回!

こちらの状態が違えばまた感じ入る対象も変わるかもだし、楽しみー楽しみ!

 

 

【皆の衆】親戚の家で夕飯感

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ちょっと前になりますが、うわさの「皆の衆」さんに行ってきた(連れてっていただいた)

 

のっけから、お通しから、美味かった..

 

ご夫婦でされていて、お魚料理は大将、その他は女将さん、という役割分担ぽかった。

 

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ちゃんと丁寧にねかせてある新鮮な魚たち。大将は寿司職人さんとして10代のころから修行し、料理の道一筋らしい。

 

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こういう、奇をてらわない、実直な家庭料理を、わたしたちは求めていた、求めていたのである〜

 

お母さんは、インスタントやレトルトの類は一切食べないらしい。だからそんなにお肌ぴかぴかなのか。

 

「きょうは新鮮なゴーヤがたくさんあるから」

「あ、じゃ、ゴーヤください」

そんなやりとりもまた愉しく。

 

と、お母さんが飲んでいらした紫蘇ジュースが美味しそうだったので、飲みたいですと挙手し、分け与えていただいた

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「紫蘇をたくさんもらったから、ああしてこうして(作り方も惜しみなく教えてくれる)ジュースにした」とのこと。

 

「うまっ!!メニューに入れないんですか?炭酸で割って、しそサワーにする、とか💓」

「そんな洒落たものは、おばちゃんとこにはないのよ」

 

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コロッケ、いつもあるわけではないらしい。あたりまえというかなんというか、付け合わせも全て手づくり。

 

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ゴーヤが美味すぎて、茄子との味噌炒めも。人数に合わせて量を調整してくれたりもする。小回り〜!やさしさ〜!あたたかみ〜!

 

カウンターには常連さんらしきおじちゃん1人が焼酎のキープボトルとアテでちびちびやってて、お座敷では美女2人が女子会やってて、我々の後に着た青年1人はカウンターでガッツリ飲んで食べておばちゃんと語ってた。

 

料理上手な、親戚のおばちゃんの家に夕飯食べにきた、みたいな感じだた。

 

「本日のおすすめ」なんてものも、ここには存在しないらしい。ホワイトボードを各自見て、わからないことは、おばちゃんに訊くべし訊くべし。

 

今回は同行者との会話に夢中すぎたので、今度行ったらおばちゃんにもっといろいろ話を伺いたい所存。

 

堺雅人のサインがあった。台湾かどこかアジアの夜屋台にありそうな不思議な動くオブジェたち、フランス人形。謎は深まるばかり。実にクールな取材対象、皆の衆。

 

【皆の衆】食事の店

0985272809

宮崎市堀川町175

 

おかもっさんのストーキングするの巻

おおげさなタイトルで、こんにちは。

7月25日(月)休日。

 

 結局暑さに参っちまう。

起きるまで寝て、開いたインスタ。

我らがおかもっさんが青島の写真を投稿なさっているのを発見し、目が覚める。

「ふぇ〜、こんな炎天下でみんなよくお出掛けする〜」って、おかもっさん、初宮崎市内上陸なのでは?(ガタッ

 

※おかもっさん=岡本仁さん。

「ぼくの鹿児島案内。」「続 ぼくの鹿児島案内。」編著者。元マガジンハウスrelax編集長。ランドスケーププロダクツ所属。暮らしの手帖や&PREMIUMなどで連載の他、鹿児島では現Judd.編集長としての顔も持つ。

 

さかのぼると、朝には、宮崎出身の放送作家寺坂直毅どんが大根仁監督にイチオシなさったことでおなじみ「おくのうどん」へもいらしている。(大根さん→川辺ひろっさん→ランドスケーププロダクツチーム界隈へも繋がったのではないかと勝手に推測)

光の速さで、トマスどんの同行も指差し確認。

 

ちなみに、「ぼくの鹿児島案内」、私は最初は宮崎市内の雑貨屋パリテキサスか、リバティ(現me)で見つけたと記憶。その後、鹿児島マルヤガーデンズのD&Dで度々購入。

既存のガイドブック類とはまったく違う視点で切り取られた「鹿児島」を提示され、ひったまげ、これは...鹿児島に来たことがない人にはもちろん、私みたいに鹿児島で生まれ育った人間にも新発見がたくさん。なにこれ、鹿児島の人も「鹿児島」を再発見できて「鹿児島」を好きになるきっかけとしての文化装置!鹿児島に所属または準拠する我々のバイブル...!他者をとおして自己を知る〜!周縁による中心の活性〜!これにならって、各々が「ぼくの◯◯案内。」目線で日々暮らせば、戦争なんかしてる暇ない〜(比喩です)!「戦争に反対する唯一の手段は、各自の生活を美しくし、それに執着することだ」by吉田健一onピチカート!と、とにかく魅了されたわけで。

 

そうかー、やばいなー、「ぼくの宮崎案内。」くるかこれ。「きょうの買い物〜宮崎へ〜」きちゃうかこれ、そのうち連れてきてよ平野さんも!(妄想暴走)

 

などと鼻血を垂らしつつ(比喩です)、向かった先は、海か、山か、まずは、耳鼻科。

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私が行く耳鼻科は、数時間前に彼らが訪れていらした江平の美味い饅頭屋さんの隣なんですね〜。(と、意味不明なニアミスアピール)

幼少期よろしく、病院をがんばったご褒美に、ついつい買い食いしちゃう酒饅頭。

リニューアルした老舗の店内で、饅頭を頬張りながら、見つけてしまったこちらも自分と友人へのお土産用に購入

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三徳饅頭さんのご主人、明るくハキハキお元気で、眼力鋭い紳士。奥様もいつもきれいになさってる。徳を積んで福耳ばあさんになることを人生の最大目標に掲げる身としては、ここの屋号にもシンパシー。”気”がいいもんね、お店の佇まいからして、いい”気”。

 

耳鼻科の次は、歯医者だよ。定期検診とはいえ、休日に病院ハシゴって、いよいよ中年ってかんじ\(^o^)/受け止めよう現実2016

 

で、歯医者終わり、「夜は、なんだ?みょうがやか?Booza貸切か?饅頭倶楽部御一行様的には、なかやさんへは行かないの?」などと妄想暴走で再び開いたインスタグラム。

 

「おやつに」と、うどん食べてるー!また、うどんー!しかも、「くろ」さんでー!

 

(そういえば、宮崎はふにゃふにゃうどん天国なのだった。にし平さんのはコシある麺だけど)

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近所とはいえ、思わず後追いし、貸切状態になったタイミングで「おかもっさん達、いらしてましたね!」と、鼻息ぶんぶん、くろさんご夫婦に話し掛けてしまうくらいにはミーハーで図々しいオバタリアン前髪。

 

やさしい店主様たちとの会話に癒されつつ、注文の品を待つ間、宮崎日日新聞山田詠美の新刊発売に伴うインタビュー記事を読んだり、読んでみたいと思いつつ鹿児島止まりだった「ぼくの香川案内」を見つけて興奮したり(じっくり読むべく再訪しよう)

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はい、こちら、葱あぶらうどん。

 

最初に食べたときの衝撃は鮮明に覚えていて、スープに鴨南蛮そばの出汁みたいなコクを感じ、でも全然しつこくない!「はぁあぁあぁあぁ!?!?」となったあれは、決してうどん党ではない私のうどん概念くつがえった瞬間。自家製鶏ハムもさー、なんじゃこりゃデリシャスだからまじで。

 

この出汁、前も書いたけど、TO GOのDASHI SOUP STAND併設してほしい。二日酔いの朝とか昼とか、呑んだ後とか、五臓六腑に沁み渡らせたくない?とかとか。

 

くろさんの店内は、下手な雑貨屋などより断然ハイセンスでお洒落なわけですよ。カフェブーム時代にありがちだった「雰囲気重視でおなしゃす、飲食物の味には目をつむるようおなしゃす、席代ですから」みたいなオチも覚悟せざるを得ないくらい。かつ、思いが伝わる良い雰囲気。こちらが介入する隙間残してくれてるっていうか。そんななか、あんなうどん出されたらね〜、埼京線(最強という意味です)

 

うどんに対し、「おいしい」に加え「オシャレ」って記号くっつけちゃったの、ただひたすら画期的で賞。

 

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素敵だなあ、象徴的だなあと、気になっていたこちらの暖簾は、イロハさんの作品なのだと、ご主人が教えてくださいました。

 

 たとえば、くろさんでイロハさんの暖簾、Boozaさんでユキさんの器。素敵なごはん屋さんで、これまた素敵な作家さんの作品が使われていること。個人商店もまた芸術家であり、ちいさくともたしかな光を放つ、宮崎のアーティスト達のコラボレーションを日々私たちはみている。命名されていないだけで、宮崎でも鹿児島におけるash的なムーブメントは確実に起きていて、それはとても自然な出来事。自分活性に努めるすんばらしいアーティスト達が繋がっていくということ〜。私が惹かれる方たちは、みなさん淡々と職務まっとうしてるようにお見受けするその感じがまた良いんだ〜。変なセルフブランディング on SNS なんてしてる暇ないくらい、きっと職務に没頭(毒)。

 

わたしは、まずはいちオーディエンスとして、これからも注視していきたい所存。ウォッチウォッチ。ていうか、奪われるよね、興味関心をば。わくわく。

 

で、私は、どうすれバインダーって、なっちゃいますよね\(^o^)/

 

そんなこんなで、脳みそ忙しく、おかもっさんとトマスどん追っ掛け企画ひとり遊びは大盛況のうちに幕を閉じたのでしたパチパチパチパチ

 

 

 

「雨ニモマケズ」

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どうも。どうでもいいようなことでつい立ち止まってしまう、足るを知りたい女こと、前髪ぱっこりんです。

 

宮沢賢治の「雨ニモマケズ」という詩。

 

あまりにも有名ですが、宮沢りえが朗読しているのを聴いて、なぜか、改めて自分のなかにスーッと入ってきました。

 

中庸への志向の高まりでしょうか。

 

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なんか、いろんな人がいて、みんなそれぞれいろんなことを言っていて、それがいいとか悪いとか、私にはそんなに簡単には決められないなあと思ったり。好きか嫌いかは決めらても。

 

はたまた、この人はこうだから、とか、あの人はああだから、みたいな決め付けも良くないよなあ、とか。やりがちだし、むずかしいけど。

 

なるべくニュートラルにいたいな、とか。

 

バランスって大事だよな、とか。

 

とかとか。

 

なにがいいたいのかわからなくなりました。

 

誰のせい、それはあれだ、

 

say!

 

夏のせい/ \(^o^)/

 

わたしも、もうちょっとパキッとした文章書けるといいんだけどネ

 

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 写真は本文とはまったく関係ない。

青島ビーチパークいいかげん行きたいけど、灼けたくないから、部屋でビーチボールぽんぽんして遊んでたときの写真。

 

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青島ビーチパークのタブロイド(フリーペーパー)、シェラトンシェラトンきたページや写真だけの頁に若干びびりつつ(強力なすぽんさー?なのかな?)、ありがたく読みますた。

 

写真のエネルギーすばらしく。

デザインのエネルギーすばらしく。

あとは、

言葉のエネルギー、全体のコンセプトやバランス、次号期待!

 

しかしながら、宮崎の夏の風物詩ならぬ風物紙になった、この存在自体には心から拍手喝采\(^o^)/ブラボー

ふぁ〜

すっかり、喫茶ふぁんふぁんの味噌カツで縁起を担ぐ派になっております。

 

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観音池ポークのすばらしさもさることながら、

たれが、この、味噌だれが、まじでくせになる旨さなんだあああああ

 

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味噌煮込みうどん

 

知っとるけ?

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名古屋の元祖ふぁんふぁんのイメージカラーは、パステル系だったんだよ〜けっこう衝撃ぃ〜!

 

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れいこママ。

麗しい子と書いて、麗子さんです。

 

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私が持ってきた傘を忘れないように、メモっててくれた笑

 


喫茶ふぁんふぁん
TEL 0985221440
宮崎市橘通東3丁目4-26(猫の足あと通り)
8:00〜23:00(LO22:30)
月曜定休

 

ファンシー?ファンキー!宮崎のリトル名古屋・喫茶ふぁんふぁん

いやいやいやいや、東橘、おもしろすぎる!でおなじみ、前髪です。どうもどうも。

 

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宮崎の山形屋裏、四季通りに、先月?先々月あたり?突如現れた「近日オープン」の貼り紙を見て以来、とても気になっていた「喫茶ふぁんふぁん」さんが、2016年5月26日(木)ついにオープン!!
 
おめでとうございます!
 
近日オープン予告の貼り紙には「長年名古屋で喫茶店を営んできたご夫婦のお店」というようなアナウンスがなされていたかと記憶しております。私、名古屋へは行ったことがなく、メディアをとおしての情報やイメージしか持ってないんですが、やはり、モーニングだ小倉トーストだゆで卵だ、独特の喫茶店文化が根付く地という印象。だって名古屋の人は、朝食は自宅ではなく喫茶店でモーニングするんでしょ?!それだけ近所に喫茶店がたくさんあるってことでしょ?!当たり前の度合いが違うよきっと。やー、未知の世界。
 
ふぁんふぁんさんも、しょっぱなから営業時間8時〜23時って、ちょっと宮崎では未知の世界。定休日は月曜日。
 
常に異文化へのあこがれを抱く身として、早速行ってみました。突撃どきゅん!
 
名古屋仕込の喫茶店とか、なんだか敷居が高そうな気がして若干緊張して行ったんだけども、結論から云うと、明るいママさんのキャラが強烈に印象的すぎて、すべて持っていかれ、固定概念ぶっ壊された!!
 
コーヒーの味も覚えていません。
 
で、でた〜〜〜〜!
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なにがファンキーって、写真だけでもう言葉はいらないくらい、超ファンキーナイスキャラの麗子ママ(年齢非公開)
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朝3時起きだって。
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個性ばくはつファッションリーダー(かわいすぎる)
 
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見てよ足元。厚底スニーカー
 
私「めっちゃオシャレっすね!かっこいい!」
麗「あ、これね?かわいいでしょ?家には他にもいっぱいあるよ、遊びにおいでよ、月曜日に」笑
 
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「写真?いいよいいよ、撮って撮って、なんでも撮って、ぜんぶ撮って!え?私?だめだめ」の図
 
その直後、
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にん♡
 
じ、自由〜
 
私も自分のことたいがい自由だと思ってるけど、彼女には到底かなわない〜!と、素晴らしい人生の先輩との出会いに、嬉しくなっちゃいます。
 
 
内装も、だいぶ、とんがってる!
 
まず目に入る、この絵のパワー!
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バリのアーティストの作品だそう
(なぞの使命感に駆られ、許可をいただいて写真とらせてもらいました)
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ほうほう
 
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二階もあるの。「宴会してして」byれいこちゃん
 
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異国の地のゲストハウスさながら
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独特のセンスばくはつの内装、まだおとなしく抑えてる方だって。(どんだけー)
 
神田神保町の喫茶さぼうるの怪しげなかんじを、ポップに明るくファンキーにしたかんじ?
いや、もう、わけわかめ。◯◯のようなって比喩も通用しない。
 
それだけ、唯一無二って、強いのだ。
そこにしかない何かがあるって、強いのだ。
 
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こちらの男前は、店長さん。
年の差カップルかと思いきや、麗子ママの次男さん。ママをやさしく見守る。  
 
お二人がお召しの赤色は、喫茶ふぁんふぁんロゴとイラスト入りのオリジナルトレーナー
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該店は麗子ママと次男さんのお二人で、名古屋店はマスターと長男さんがなさるんだって(素敵な写真が飾られてありました)
 
宮崎店は、夫婦漫才ならぬ、親子漫才のお店だった!お二人の小気味好いかけあい、いとおかしく、一生懸命な切り込み隊長の麗子ちゃんの落とし物を、後ろから息子さんが優しくツッコミながら拾っていくイメージ(わかりづらい〜!)
 
私「麗子ママ、失礼ながら、おいくつでらっしゃるんですか?」
麗「13才!」←かぶせ気味の即答
私「若過ぎー♡何回目の13才?」
麗「2回目かな?♡」
店長「それでも26やん」
 
オープン3日間はモーニングとドリンク中心のメニューで、その後は本格的にフードもはじまるみたい。定番の喫茶店メニューの他に、味噌カツ味噌煮込みうどんなど名古屋名物の品々も提供してくれるようです。どえりゃーたのしみ
 
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「ちょっと待ってよ、」
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「書いておかないと忘れるからね、」
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そう言って、私の本名を親子してメモってくれてるところ笑。「前髪ちゃんね、よろしくね、家にも遊びにおいでよ、月曜日に」って。笑
 
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朝8時からやってるからねー、モーニング食べに来てねー
 
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オープン3日間のプレゼント。
食パンとゆで卵!
(この写真だけ、友人数名に個別に送ったんだけど、これだけでみんなノックアウト&ふぁんふぁんのファン宣言)
 
ちょっと、麗子ママのキャラにさらわれすぎて、コーヒーはKEY COFFEE以外のも使ってるのかとか、フードメニューのこだわりはとか、バリのアーティストって?とか、今思えばききたいこといっぱいあったのに、読者のみなさんに有益な情報をご提供できず、申し訳。電話番号も、住所も、きくの忘れてる。(再訪時に伺い、文末に追記してます)
 
ていうか、コーヒーだけ飲んでサクッと去るつもりが、繰り返しになりますが、れいこちゃんのキャラにさらわれて、シャッターを切らせていただいた次第。
 
東橘は、大人がゆっくりくつろげるような落ち着いたお店が多くて、私も大好きなエリアなんだけど、言われてみれば、赤!青!黄色!原色上等ファンシー空間は、なかったかもね。いい意味で、型にはまったお洒落感や予定調和をぶっ壊す、ファンキーな新店、きたこれ。
 
名古屋と宮崎との異文化間コミュニケーション論にも花が咲きそうな、すてきな予感!あー笑った笑った。
 
こことは無関係で、宮崎にもコメダコーヒーが二店舗ほどできるらしいと風のたよりできいていましたが、シロノワールも好きだけど、個人的には名古屋フレイバに関していえば、ふぁんふぁんがあるからもう大丈夫!ってかんじ。
 
個性ばくはつな個人商店が放つ光が美しすぎて、受け取る側も、日々いそがしい!脳みそが。
 
ずっと外観の店名ロゴしか見ていなかったから「どんだけファンシー!」とおもってた喫茶ふぁんふぁんには、めちゃくちゃファンキーな名物ママがいた。ファンシーとファンキーの頭文字でふぁんふぁんなんじゃない?(個人の妄想)店名の由来も今度きいてみよう。
 
おまけ。
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オープン2日目のファッションリーダー
 
 
ファンシーの極みあれこれをご紹介します。
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1989年創業名古屋喫茶店ってこういうことシリーズその1。
こんなおしぼり、見たことないよ!
 
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1989年創業名古屋喫茶店ってこういうことシリーズその2。
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こんなグラスたち、見たことないよ!
ママこだわりの、スガハラさんのグラスたち
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喫茶ふぁんふぁん
TEL 0985221440
宮崎市橘通東3丁目4-26(猫の足あと通り)
8:00〜23:00(LO22:30)
月曜定休
 
※追記
2016年7月現在、閉店なさった模様
 
 
 

「宮崎てげてげ通信」(テゲツー)さまの核を知る、の巻

「宮崎てげてげ通信」(テゲツー)さんの特集を、地元夕方のニュース番組で観ました。

 
いわゆるローカルウェブメディアってやつ、宮崎にも何個かあるようで、テゲツーさんは、そのなかのひとつ。
 
拝見するたび、その勢いと熱量、それを持続させていること、すごいなあと思いながら、「どなたが?どんな思いで運営している?」と疑問を持つくらいには興味津々だったわけですが、放送をみて、答えの核を垣間見たような気がしたので、記しておきます。
 
以下、スクショ含む、一部書き起こし
 
〜地域の魅力発信!宮崎てげてげ通信〜市民目線のローカルメディア〜
 
「宮崎てげてげ通信は、人と人をつなげて宮崎を豊かにすることをコンセプトに、宮崎の魅力を発信するローカルウェブメディアだが、実はメディアの顔をしながら本当に作りたい街を自分たちでつくろうという仲間の活動。」
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「1か月に12万人が記事を閲覧。(閲覧者内訳、県外6割、県内4割)」
 
「リアルの場とウェブの場を融合させながら、本当に作りたい街を自分たちの手でつくりたいと、テゲツー寺子屋などの活動も行なっており、全国への発信を意識している」
 
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「(コンテンツ作成)の信条は、現場へ足を運ぶ」
↑一例として、都農町の農畜産物が楽天ふるさと納税サイトで人気ときき、都農町役場へ取材に訪れる長友まさみさんらの様子。
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(今後の展望として)
「(非営利組織から、)事業化を視野に入れている」
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以上、スクショ含む一部書き起こし終わり。
 
 
で、わたし、代表の長友まさみさんの活動を垣間見るにつけ、なんて元気な方なんだ...すごいバイタリティ...”陽”全開じゃん...と、お口あんぐりなっていたのですが、なにかのインタビューで、彼女の経歴(宮崎をあまり好きじゃなくて県外へ進学したこと、いろいろな仕事を経験してプロコーチになったこと、など)そしてテゲツー立ち上げに至った経緯を語っているなかで、ご自身の”陰”の部分に触れていらっしゃるのを読んで、妙に共感と納得をおぼえ、一気にファンになったのです。(出典をみつけられず、曖昧なかんじになり申し訳。たしか、架空のスナックかBarに訪れたゲストに話をきくという形式のインタビュー記事だったと記憶...)
 
だからってだけでもないですが、テゲツーさんはこれからも愛読していきますし、勝手にシンパシー感じて動きに注目していきたい所存。
 
以前、記事も一本寄せさせていただきました。ありがとね。
鉄砲の紹介を、当たり障りないタウン誌ノリで。
 
しかし、テゲツーさんうんぬんではなく、ローカルメディアにせよなににせよ、写真やデザインの「枠組み」はしっかりしてても、内容を内容たらしめる文章力や、そもそものコンテンツ、全体的なバランス統率力などは今も昔も全体的に難航な問題健在。
 
What to say と How to say 問題といいますか。
 
(テゲツーさんにはhot to say 問題突き抜けてくるWhat to say 力、メッセージ力を感じているよ!)
 
わたしももっと地に足つけた文を書ける大人になりたひ。
 
ちなみに、私がいちばん好きでよく読んでたローカルウェブメディアは高円寺コンセントです(過去形かよ)平野紗季子さんのと、マスター高円寺くださいってのがお気に入り。
 
では、また。