フリーペーパーづく日(1年振り2度め)
今年も「全国フリーペーパー展 in 都城」の季節がやってきました@都城市立図書館(~9/18)。
「全国フリーペーパー展in都城」
この企画展の存在をFacebook経由で知り、「いったい誰が?どんな思いで?」と鼻血を垂らしながら訪れたのが、去年秋。
(のちに、フリペ通信さんによる”該展主催者キクカワマサミさんインタビュー”にて、熱い思いを知ることができるのです)
全国から集められた様々なフリーペーパー、ミニコミ誌、リトルプレスの類(メジャーどころから私的なお手紙みたいなものまで)に心が躍り、あーわたしも何か書きたい作りたい!と、衝動的にこのブログをはじめました。もう一年経つんですねー(こんなに垂れ流し状態になるなんて...自分のルーズさと改めて対峙。つらい)
そして、「全国フリーペーパー展、よかった!」と書いた、その記事(”フリーペーパーづく日”)に、本展主催者キクカワ様からコメントまで頂戴し、後に対面でご挨拶し、そのご縁で今年は自分の作品も展示させていただくに至りました。
(書く仕事をしていきたいわたくしの、自己紹介代わりになる冊子にしたかったとです。だから、ばらまくというよりは一冊一冊手渡しなイメージ。もらってくださる方いらしたら連絡ください)
動けば、動くもんです。
たとえ歩みは遅くとも。
(余談ですが、わたしは串焼き鉄砲のマスターから”鈍行列車”と称されたことがあります。いわく、遅くてもいろんな景色を見ながら目的地に着くんだからいいじゃろが、と。ほんまかいな)
わし、がんばる。
はい、いってみよー。
(去年の岡本太郎もすごかったけど、今年はチョーさん!チョークだけに?ちがうか)
入り口すぐにはFLIT。キョンキョン〜
イノセントラーブ、イノセントラーブ!
日替わりの持ち帰りOKコーナー
みなさん熱心に見学したり読み込んだり
わたくしの「Topics」は縄文ZINEさまのお隣にひっそり佇ませていただいたり、
ラジバ...(自粛)
ふざけないで!すぐ横には図書室!なんつって。
灯台、どうだい?
ふざけてる!(大好きです💓)
今年はBGMまでついちゃって!
突然ですが、市立図書館スタッフーとフリーペーパー展を支えるみなさん
なんていうか、メジャーなフリーペーパー以外の個人でつくるZineとかミニコミみたいなのって、「オタクっぽい」とか「サブカル」的なカテゴライズされちゃいがちですけど、
こないだユーミンとマツコデラックスがラジオで喋ってるなかで、ユーミンが「サブカル然」としてる連中が大嫌い!メインカルチャーあってのサブカルチャーでしょ?ポップカルチャーに対してのカウンターカルチャーじゃないか!というようなことを仰っていた(You Tubeこちら)のが異常に印象に残っている私としては、
どっちが良いとか悪いとかでも、好き嫌いでもなく、そのバランス感覚というか、両者をつなぐ存在も必要だよな、などと思ったり。
都城市立図書館の館長・にいぼさんが、「去年キクカワさんからこの持込企画の提案を受けたとき、その斬新さに驚き、フリーペーパーと図書館との関連性に最初は戸惑った」みたいなことを仰っていらしたのを受けて、そんなことを考えてみました。
(温厚で柔らかい物腰の、館長さん。来館者からの反響御礼で祝第二回開催!)
わたし個人的には、フリーペーパー類と図書館との親和性は高いと思っていたので(言語や写真などの「記号」で伝える紙媒体という点において)、去年この展示が市立図書館であると知ったとき、それこそ「メインカルチャー」と「サブカルチャー」とが手を繋いで生まれる素敵な企画!さっすがみやこんじょ、頭やわらかーい♪ロックだね!さいこう!くらいにしか、このポンチな頭では思ってなかったですけどね。(勝手なことばかり言ってすみませんすみませんほんとすみません)
なにはともあれ、いちファンとして、今年の開催にもほんとに感謝です!!
主催者のキクカワマサミさん(左)は、企画運営から、会場設営、接客、トークショーの司会進行まで、なんでもこなしてはりました。お疲れさまでございます!お体大切に!!
で、肝心な作品群ですが。
ほんとのことを言ってしまうとですね
この「えんを描く」シリーズ、
今日の私はこれらにすべてをもっていかれた。
「だよね...そういうことなんですよね...」って、だいぶ、ストンと腹に落ちてきた。小学生の娘さんと、そのお母様(わたし同じ年...)とのコラボレーション?作品。コンセプト、核になるメッセージ、すべてに共感しました。
小学生のころ母とやっていた交換日記の存在を思いだして、泣きそうになっちゃった、です。この女の子が、歳を重ねていったときに、こういう形でも母親の愛情を受けていたって残るからねこれは。
たった一人のためにギュッと絞ることによって広がる一般性をみた。
例えが変かもですが、ネットショップのBASEが、最初は、開発者のお母様(ご高齢)でも庭で育てた野菜をネットで販売できるようになるために、簡単で使いやすい点にこだわった仕様につくられたのが、結果として大衆にも受け入れられた、みたいな。
話がそれましたが、この「えんを描く」親子さん、フリーペーパー展初日の9月3日(土)@台風、尼崎から都城までいらしてたようで。しかも西都城駅から図書館まで歩いたっていうじゃなーい?(車社会の田舎モンからすれば遠い距離)私もその日行けば良かった〜。お会いしたかったです!!
会期中、再訪予定ですので、その他の作品などについてはまた次回!
こちらの状態が違えばまた感じ入る対象も変わるかもだし、楽しみー楽しみ!
【皆の衆】親戚の家で夕飯感
ちょっと前になりますが、うわさの「皆の衆」さんに行ってきた(連れてっていただいた)
のっけから、お通しから、美味かった..
ご夫婦でされていて、お魚料理は大将、その他は女将さん、という役割分担ぽかった。
ちゃんと丁寧にねかせてある新鮮な魚たち。大将は寿司職人さんとして10代のころから修行し、料理の道一筋らしい。
こういう、奇をてらわない、実直な家庭料理を、わたしたちは求めていた、求めていたのである〜
お母さんは、インスタントやレトルトの類は一切食べないらしい。だからそんなにお肌ぴかぴかなのか。
「きょうは新鮮なゴーヤがたくさんあるから」
「あ、じゃ、ゴーヤください」
そんなやりとりもまた愉しく。
と、お母さんが飲んでいらした紫蘇ジュースが美味しそうだったので、飲みたいですと挙手し、分け与えていただいた
「紫蘇をたくさんもらったから、ああしてこうして(作り方も惜しみなく教えてくれる)ジュースにした」とのこと。
「うまっ!!メニューに入れないんですか?炭酸で割って、しそサワーにする、とか💓」
「そんな洒落たものは、おばちゃんとこにはないのよ」
コロッケ、いつもあるわけではないらしい。あたりまえというかなんというか、付け合わせも全て手づくり。
ゴーヤが美味すぎて、茄子との味噌炒めも。人数に合わせて量を調整してくれたりもする。小回り〜!やさしさ〜!あたたかみ〜!
カウンターには常連さんらしきおじちゃん1人が焼酎のキープボトルとアテでちびちびやってて、お座敷では美女2人が女子会やってて、我々の後に着た青年1人はカウンターでガッツリ飲んで食べておばちゃんと語ってた。
料理上手な、親戚のおばちゃんの家に夕飯食べにきた、みたいな感じだた。
「本日のおすすめ」なんてものも、ここには存在しないらしい。ホワイトボードを各自見て、わからないことは、おばちゃんに訊くべし訊くべし。
今回は同行者との会話に夢中すぎたので、今度行ったらおばちゃんにもっといろいろ話を伺いたい所存。
堺雅人のサインがあった。台湾かどこかアジアの夜屋台にありそうな不思議な動くオブジェたち、フランス人形。謎は深まるばかり。実にクールな取材対象、皆の衆。
【皆の衆】食事の店
0985272809
宮崎市堀川町175
おかもっさんのストーキングするの巻
おおげさなタイトルで、こんにちは。
7月25日(月)休日。
結局暑さに参っちまう。
起きるまで寝て、開いたインスタ。
我らがおかもっさんが青島の写真を投稿なさっているのを発見し、目が覚める。
「ふぇ〜、こんな炎天下でみんなよくお出掛けする〜」って、おかもっさん、初宮崎市内上陸なのでは?(ガタッ
※おかもっさん=岡本仁さん。
「ぼくの鹿児島案内。」「続 ぼくの鹿児島案内。」編著者。元マガジンハウスrelax編集長。ランドスケーププロダクツ所属。暮らしの手帖や&PREMIUMなどで連載の他、鹿児島では現Judd.編集長としての顔も持つ。
さかのぼると、朝には、宮崎出身の放送作家寺坂直毅どんが大根仁監督にイチオシなさったことでおなじみ「おくのうどん」へもいらしている。(大根さん→川辺ひろっさん→ランドスケーププロダクツチーム界隈へも繋がったのではないかと勝手に推測)
光の速さで、トマスどんの同行も指差し確認。
ちなみに、「ぼくの鹿児島案内」、私は最初は宮崎市内の雑貨屋パリテキサスか、リバティ(現me)で見つけたと記憶。その後、鹿児島マルヤガーデンズのD&Dで度々購入。
既存のガイドブック類とはまったく違う視点で切り取られた「鹿児島」を提示され、ひったまげ、これは...鹿児島に来たことがない人にはもちろん、私みたいに鹿児島で生まれ育った人間にも新発見がたくさん。なにこれ、鹿児島の人も「鹿児島」を再発見できて「鹿児島」を好きになるきっかけとしての文化装置!鹿児島に所属または準拠する我々のバイブル...!他者をとおして自己を知る〜!周縁による中心の活性〜!これにならって、各々が「ぼくの◯◯案内。」目線で日々暮らせば、戦争なんかしてる暇ない〜(比喩です)!「戦争に反対する唯一の手段は、各自の生活を美しくし、それに執着することだ」by吉田健一onピチカート!と、とにかく魅了されたわけで。
そうかー、やばいなー、「ぼくの宮崎案内。」くるかこれ。「きょうの買い物〜宮崎へ〜」きちゃうかこれ、そのうち連れてきてよ平野さんも!(妄想暴走)
などと鼻血を垂らしつつ(比喩です)、向かった先は、海か、山か、まずは、耳鼻科。
私が行く耳鼻科は、数時間前に彼らが訪れていらした江平の美味い饅頭屋さんの隣なんですね〜。(と、意味不明なニアミスアピール)
幼少期よろしく、病院をがんばったご褒美に、ついつい買い食いしちゃう酒饅頭。
リニューアルした老舗の店内で、饅頭を頬張りながら、見つけてしまったこちらも自分と友人へのお土産用に購入
三徳饅頭さんのご主人、明るくハキハキお元気で、眼力鋭い紳士。奥様もいつもきれいになさってる。徳を積んで福耳ばあさんになることを人生の最大目標に掲げる身としては、ここの屋号にもシンパシー。”気”がいいもんね、お店の佇まいからして、いい”気”。
耳鼻科の次は、歯医者だよ。定期検診とはいえ、休日に病院ハシゴって、いよいよ中年ってかんじ\(^o^)/受け止めよう現実2016
で、歯医者終わり、「夜は、なんだ?みょうがやか?Booza貸切か?饅頭倶楽部御一行様的には、なかやさんへは行かないの?」などと妄想暴走で再び開いたインスタグラム。
「おやつに」と、うどん食べてるー!また、うどんー!しかも、「くろ」さんでー!
(そういえば、宮崎はふにゃふにゃうどん天国なのだった。にし平さんのはコシある麺だけど)
近所とはいえ、思わず後追いし、貸切状態になったタイミングで「おかもっさん達、いらしてましたね!」と、鼻息ぶんぶん、くろさんご夫婦に話し掛けてしまうくらいにはミーハーで図々しいオバタリアン前髪。
やさしい店主様たちとの会話に癒されつつ、注文の品を待つ間、宮崎日日新聞で山田詠美の新刊発売に伴うインタビュー記事を読んだり、読んでみたいと思いつつ鹿児島止まりだった「ぼくの香川案内」を見つけて興奮したり(じっくり読むべく再訪しよう)
はい、こちら、葱あぶらうどん。
最初に食べたときの衝撃は鮮明に覚えていて、スープに鴨南蛮そばの出汁みたいなコクを感じ、でも全然しつこくない!「はぁあぁあぁあぁ!?!?」となったあれは、決してうどん党ではない私のうどん概念くつがえった瞬間。自家製鶏ハムもさー、なんじゃこりゃデリシャスだからまじで。
この出汁、前も書いたけど、TO GOのDASHI SOUP STAND併設してほしい。二日酔いの朝とか昼とか、呑んだ後とか、五臓六腑に沁み渡らせたくない?とかとか。
くろさんの店内は、下手な雑貨屋などより断然ハイセンスでお洒落なわけですよ。カフェブーム時代にありがちだった「雰囲気重視でおなしゃす、飲食物の味には目をつむるようおなしゃす、席代ですから」みたいなオチも覚悟せざるを得ないくらい。かつ、思いが伝わる良い雰囲気。こちらが介入する隙間残してくれてるっていうか。そんななか、あんなうどん出されたらね〜、埼京線(最強という意味です)
うどんに対し、「おいしい」に加え「オシャレ」って記号くっつけちゃったの、ただひたすら画期的で賞。
素敵だなあ、象徴的だなあと、気になっていたこちらの暖簾は、イロハさんの作品なのだと、ご主人が教えてくださいました。
たとえば、くろさんでイロハさんの暖簾、Boozaさんでユキさんの器。素敵なごはん屋さんで、これまた素敵な作家さんの作品が使われていること。個人商店もまた芸術家であり、ちいさくともたしかな光を放つ、宮崎のアーティスト達のコラボレーションを日々私たちはみている。命名されていないだけで、宮崎でも鹿児島におけるash的なムーブメントは確実に起きていて、それはとても自然な出来事。自分活性に努めるすんばらしいアーティスト達が繋がっていくということ〜。私が惹かれる方たちは、みなさん淡々と職務まっとうしてるようにお見受けするその感じがまた良いんだ〜。変なセルフブランディング on SNS なんてしてる暇ないくらい、きっと職務に没頭(毒)。
わたしは、まずはいちオーディエンスとして、これからも注視していきたい所存。ウォッチウォッチ。ていうか、奪われるよね、興味関心をば。わくわく。
で、私は、どうすれバインダーって、なっちゃいますよね\(^o^)/
そんなこんなで、脳みそ忙しく、おかもっさんとトマスどん追っ掛け企画ひとり遊びは大盛況のうちに幕を閉じたのでしたパチパチパチパチ
「雨ニモマケズ」
どうも。どうでもいいようなことでつい立ち止まってしまう、足るを知りたい女こと、前髪ぱっこりんです。
あまりにも有名ですが、宮沢りえが朗読しているのを聴いて、なぜか、改めて自分のなかにスーッと入ってきました。
中庸への志向の高まりでしょうか。
なんか、いろんな人がいて、みんなそれぞれいろんなことを言っていて、それがいいとか悪いとか、私にはそんなに簡単には決められないなあと思ったり。好きか嫌いかは決めらても。
はたまた、この人はこうだから、とか、あの人はああだから、みたいな決め付けも良くないよなあ、とか。やりがちだし、むずかしいけど。
なるべくニュートラルにいたいな、とか。
バランスって大事だよな、とか。
とかとか。
なにがいいたいのかわからなくなりました。
誰のせい、それはあれだ、
say!
夏のせい/ \(^o^)/
わたしも、もうちょっとパキッとした文章書けるといいんだけどネ
写真は本文とはまったく関係ない。
青島ビーチパークいいかげん行きたいけど、灼けたくないから、部屋でビーチボールぽんぽんして遊んでたときの写真。
青島ビーチパークのタブロイド(フリーペーパー)、シェラトンシェラトンきたページや写真だけの頁に若干びびりつつ(強力なすぽんさー?なのかな?)、ありがたく読みますた。
写真のエネルギーすばらしく。
デザインのエネルギーすばらしく。
あとは、
言葉のエネルギー、全体のコンセプトやバランス、次号期待!
しかしながら、宮崎の夏の風物詩ならぬ風物紙になった、この存在自体には心から拍手喝采\(^o^)/ブラボー
ファンシー?ファンキー!宮崎のリトル名古屋・喫茶ふぁんふぁん
いやいやいやいや、東橘、おもしろすぎる!でおなじみ、前髪です。どうもどうも。
「宮崎てげてげ通信」(テゲツー)さまの核を知る、の巻
「宮崎てげてげ通信」(テゲツー)さんの特集を、地元夕方のニュース番組で観ました。